「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形〜」海外ドラマの日本版が出たーっ!ややチルいけど安定の出来映え。 [海外ドラマ日記]
抱いたり、抱かれたりするだけが愛じゃナーイ!
Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマで、ニューヨーク・タイムズのコラムを原作とした、実話ベースの短編集が「モダンラブ」。
何げない日常の中でキラリと光る、さりげない愛の描写がたまらぬドラマです。
気取りのない一般人が発信した物語は、生活感のある肌触りで最高〜。
「小市民バンザイ」と叫びたくなるドラマですよ!
2019年に配信されたシーズン1は、ニューヨークを舞台に、アカデミー賞クラスの俳優が集結して、観ごたえもバッチリでした。
2021年に配信されたシーズン2は、やや俳優が安くなりましたけども、ニューヨーク以外にも舞台を広げていて、これまた良い出来。
そんな「モダンラブ」が、2022年の10月。
なんと東京を舞台にして、日本人スタッフ&キャスト起用で「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形〜」として爆誕&配信〜!
わたくしは震えました。
大好きな「モダンラブ」の日本版が観れるなんて〜。
まずは、主題歌が日本語バージョンになっていて感激〜。↓
全7話を、ほぼ一気に観て、大いに楽しみました。
海外の視聴者に向けて「東京ってステキ。行ってみたい」と思わせるロケ地選びも良い感じでしたね。
女性キャラの髪型は、おかっぱスタイルが目立っていました。
東京のイメージが、「おかっぱ」なのかな?
もはや「おかっぱドラマ」でした!
各エピソードも、老若男女が共感できそうな「モダンラブ」っぽいものが選ばれてましたけども。
米国版に比べると、空気感はややユルいかな。
チルいかな?!
第1話「息子の授乳、そしていくつかの不満」は、まあまあ飛ばした内容で、かなり心を捕まれました。
女性同士のカップルが、赤子の母乳を確保するために、がんばるお話。
「母乳縛り」という物語が斬新。
日頃、母乳のことを考えることは少ないので、色々と勉強になりました。
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第5話「彼を信じていた十三日間」は、黒沢清さんが監督・脚本を担当したエピソード。
清さんらしいミステリアスな作風で、摩訶不思議な男女の関係を描いてました。
これが実話だとはねぇ。
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第6話「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」は、ナオミ・スコットと池松壮亮くんによる遠距離ラブストーリー。
壮亮くんが英語ペラペラでビックリ。
ナオミ・スコットが東京にいる場面は、背景が合成で残念すぎる〜。
ナオミに東京に来てほしかったな〜。
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第7話「彼が奏でるふたりの調べ」は、まさか、まさかのアニメ作品。
「けいおん!」などを手がけた、元・京都アニメーションの山田尚子さんが監督を務めた青春エピソードですけども。
すごく良かったのですが、あまりに演出が繊細すぎて、米国の一般amazon視聴者がついてこれるか心配。
米国の一般amazon視聴者なんて、クリス・プラット主演のエイリアン映画とか観てる人たちですから。
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というわけで、ものすごく楽しんだ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形〜」。
良かったけれど、少々おとなしくも感じました。
良かったけれど、これでは韓国エンタメには勝てないかな?!
しかしながら、「モダンラブ」の世界観と日本テイストの相性は良いと思いました。
またやってほしいな。
こういうお話、米国のものを借りてこず、日本オリジナルのものがあると、本当は良いのでしょうね。
*こちらは予告編です。↓
「東京ってステキ。行ってみたい」
米国では、東京がどの国にあるのか知らない人が多いです...
by サンフランシスコ人 (2022-12-08 07:25)
サンフランシスコ人さん。
日本も東京も、米国では、よく知らない人が多いのですね!東京に来てほしいな。
by のむら (2022-12-08 14:51)
「日本....よく知らない人が多い.....」
キューバの隣国だと勘違いしている人が多い.....
「東京に来てほしい.....」
サンフランシスコの日本町で、東京に関連する行事や催し物は、ほとんど無しです....
by サンフランシスコ人 (2022-12-09 01:52)
サンフランシスコ人さん。
キューバの隣国・・米国の人は面白いですね!
by のむら (2022-12-09 19:49)