「ハウス・オブ・グッチ」★★★ [映画写真日記]
あそこん家のお話ですよ、グッチん家!
と言っても、グッチ裕三さん家じゃありませんから!!
ファッションブランドのグッチですね。
ブランド品ですよ、メーカー品!
一流品ですよ!!
まーね、ワシには縁のない品ですけども
グッチの品なんて、持っているはずもなく。
ワシが買い物する店は、ダイソーとかなので。
恥ずかしいくらいハマってるんですよ、100円ショップに!
小銭バンザイですよ!!
そんな100円民族のわたくしが、今回、グッチのお家騒動を描いた作品を鑑賞しましたところ。
オモローい。
グッチを経営している一族内部のトラブルが、良い感じにドロついています。
そしてきな臭い!
これは映画化向きのご一家だと思いました。
どっかの家族を映画化するなら、グッチ家か犬神家で決まりですよ!
ファッション業界っていう題材も華やか〜。
映えてんの!
製作・監督のリドリー・スコットが原作本を読んで、「映画化いける。ウケる」とピンときた気持ちもわかりました。
お家騒動も、映像派のリドリー・スコットによる演出だと生活感も薄く、どこか神話のようにも見えました。
ファッション神話ですよ!
脇役の1人で、グッチ創業者の子孫役をアル・パチーノが演じているのですが。
雰囲気は三国連太郎さんみたいなパチーノさん。
「釣りバカ」のスーさんみたいな感じなのですが!
劇中のアル・パチーノが、とってもかわいそうな状況に。
パチーノさんに、特大の迷惑をかけるんですよ、バカ息子が。
劇中のパチーノさんも、「お前はバカ息子だな」と言ってました、わざわざ声に出して!
大変だと思いました、バカ息子を持つ親も!!
作品全体としては、グッチ家の後継に抱かれて嫁になる女性パトリツィアを主人公にした点が良いですね。
一族を荒らすんですよ、1人の嫁が!
最初は大人しい嫁だったパトリツィアですけども。
やがて旦那に「しゃんとしろ。もっと稼げ。指南したる」と、ビジネスに口を出してくるように。
しかし、あんまり良いアドバイスをしないパトリツィア。
余計な口ですよ!
「内助の功」なのか「悪妻」なのか、あいまいなまま物語は中盤まで進行。
「あげまん」なのか「さげまん」なのかわからないんですよ、何まんなんだか!
「野心的」とも「夫に一途」とも見えるし。
中盤までは、多面性のあるリアルな女性像になっていました。
庶民のわたくしですが、グッチ家の騒動を見て「嫁が来てから、家族や親戚の交流リズムが変わった」という感触は、なんとなく理解できました。
嫁の影響力ですよ!
そんなパトリツィア役を演じているのは、レディー・ガガさんですけども。
ラブシーンを含めて大熱演してるし、タバコと香水の匂いがしそうな雰囲気もよく出てる〜。
「ビッチinグッチ」という味わいが最高でした。
これ絶対行かなくては!観てからじっくり読み返します☆
のむらさんの記事のおかげで気がついた「マクベス」ですが「一部劇場で公開」終わってる~。コーエン兄弟(の片方)をスルーとは、トホホ(´ω`)です。
by M (2022-01-24 15:22)
Mさん。
そろそろコロナで劇場にも行きづらくなりますが、グッチ家は、どうにかしてでも観ていただきたいな〜。ちなみに、コーエン片方の「マクベス」は、アップルTV+で配信中です。コロナ期は配信が助かります〜。
by のむら (2022-01-24 17:56)
度々すみません☆観ました面白かった~!
嫁目線で見てしまうせいか、パトリッツィア、良妻と思いましたよ…
禿げズラに特殊メークのジャレッド・レト、イケメンをかなぐり捨てていてスゴかったですね。
早くも個人的には今年ナンバーワンになりそう!まだ1月ですが。
by M (2022-01-26 14:37)
Mさん。
観れて良かったです!そして満足されたようで安心しました。なんと、あのパトリッツィアが良妻に見えたとは〜。まー最初の方のパトリッツィアは、大人しかったですしね。ジャレッド・レトは、原型がなくてビックリですよね。あれがジャレッド・レトだと言われても「違う人」と思ってしまう〜。あんだけやったジャレッドが、あまり評価されてないのが可哀想ですよね。
by のむら (2022-01-26 23:25)
のむちんこさん おはようございます。まさにグ妻(グッチ妻以外に愚妻の意味)でしたね。
実は僕 グッチ家の人間が殺害されたってニュース見たことがあったんです。
それは 僕が新社会人になった平成7年(1995年)の三月の終り頃でしたね。 高校卒業して春休みの中 新社会人として入社に備えて買っていたスーツを家で一回試着していた日の朝でした。
「ねえ、お母さん どう?」
「ああ、いいじゃない。似合ってる似合ってる」
テレビ「殺人事件が発生しました。 イタリアのブランドのグッチの・・・・殺害されました」
僕「ふ~ん (・へ・) 海外にもいろいろあるんだな」と 事件の発生した当時は気にも止めていませんでしたが その数年後 三宅裕司司会のバラエティ番組「驚きもものき二十世紀」という番組でグッチ家をテーマに番組を進行していましたが マオリッツオ・グッチ氏が殺された内容にも触れており
入社間近の時にテレビで流れていた グッチ関係の殺人事件ってこの人が殺害された事件だったんだと改めて知りました。
マオリッツオ氏が殺されたのが1995年の3月27日とわかって 当時の僕の新社会人になる時期とも符合します。
ただ普通にニュースを見てただけでは印象に残らなかったでしょうね。
時期を示すきっかけ (僕の場合は新社会人としての会社に着ていくスーツの試着)があったからおぼろげではありますが覚えていました。
「ビッチinグッチ」確かに(笑) でも 実際のパトリッツアは 映画で見るよりもっと性格が最悪なビッチかもしれないでしょうね。
by zebra (2022-02-26 07:30)
zebraさん。
思い出と共に記憶された事件だったんですね!良い思い出と共に一度記憶されてしまうと、なかなか忘れないのかもしれません。これからもグッチ事件の記事やニュースを見るたび「そういえば、あの頃だった」と思い出すことになるのかな。なんとも不思議なつながりですね〜。
by のむら (2022-02-26 21:26)
「劇中のアル・パチーノが、とってもかわいそうな状況....」
http://www.youtube.com/watch?v=FKkdqHY4iYg
"俳優のアル・パチーノさん83歳でパパに 交際相手は29歳 現在、妊娠8カ月(2023年5月31日)"
by サンフランシスコ人 (2023-06-01 01:12)
サンフランシスコ人さん。
アル・パチーノがパパになるニュース、日本でも話題ですよ!
by のむら (2023-06-01 11:03)