「ホーム・アローン」★★★☆ [映画写真日記]
お留守番映画の決定版!
約20年ぶりに見直してみました、1990年製の旧作、マコーレー・カルキン坊や主演の第1作目。
オリジナル・アローンですよ!
「Disney+」に入っていたので再生してみたのですが。
涙が出るほど笑った〜。
こんなに面白い映画だったとは〜。
季節はクリスマス。
マコーレー・カルキン坊や演じる8歳児ケビンは、豪邸にて、ひとりぼっちでお留守番。
そのお屋敷に、泥棒2人組が侵入してくるクライマックスが、最高に笑える〜。
泥棒2人組のヤラレっぷりが圧巻。
ツルンツルンに凍りついた階段からの滑り落ち、高所から落とされたアイロンの顔面受け、強火バーナーでの頭部丸焼き等。
泥棒が受ける攻撃は、どれも激痛を伴うもの。
泥棒の骨・肉・皮、全てを狙う8歳児ケビン!
意外なほどにサディスティック・ボーイ!!
あまりにも危険な攻撃が多すぎて、今の時代だと逆に新鮮〜。
刺激的〜!
泥棒2人組は、体ごと吹っ飛ばされることも多く、そのたびに派手なリアクションが炸裂。
もはやリアクション芸人でした!
8歳児が、玩具とはいえ、モデルガンで泥棒を撃つ場面などには時代を感じました。
顔を狙ってましたから、あの子!
殺(や)る気ですよ!!
今は、こういう演出は採用されにくいかな、と思います。
あと、やはり昔のハリウッド映画ですので、白人しか出てこないし、しかも、メイン・キャラクターは白人様の富裕層だし。
今のハリウッド映画では見かけない、バブル感も感じました。
マコーレー・カルキン坊や自体は、クリスマス・ムードによく合いますね。
どこか純粋さを秘めた、聖なる坊や、という佇まいなんですよね〜。
陶器のお人形みたいな子〜、黙っていれば!
泥棒2人組が侵入してくるクライマックスまでは、思った以上に話が長かったです。
物語の中盤までは、8歳児ケビンがお留守番を満喫する場面が続き、愉快で楽しい雰囲気に。
その後のケビンには、家族が恋しくてシュンとする場面もあるんですね。
一度ブルーになる8歳児。
テンション低い子になんの!
まるで低血圧のOLみたいに!!
寂しさを体験して、家族の大切さや、コミュニケーションの複雑さを学ぶ、という、成長物語にもなっていたんですね。
孤独の闇を越えて行くんですよ、坊やが!
いいとこのボンボンが!!
色々と伏線も仕込まれていたことを再確認できました。
「Disney+」には、2021年11月配信のオリジナル映画で、「ホーム・アローン」シリーズの最新作「ホーム・スイート・ホーム・アローン」まで入っていてビックリ。
ディズニーさんが21世紀フォックスを買収して、続編製作が実現したそう。
買われたんですよ、大企業様に!
時代を越えて、しぶとく生き続けるお留守番映画でした。
「やはり昔のハリウッド映画ですので、白人しか出てこないし、しかも、メイン・キャラクターは白人様の富裕層だし.....」
イリノイ州の話ですね.....シカゴの近くでも白人しかいないし、一軒家がたった750,000ドル(円ではない).....ホーム・アローンの大きな家の人は富裕層ではありません....
by サンフランシスコ人 (2023-09-26 01:39)
サンフランシスコ人さん。
750000ドルって円だと約2億円なので、日本人の目には、やはりスーパー富裕層に見えています。日本は貧乏なんでしょうね・・。
by のむら (2023-09-26 09:51)
サンフランシスコだと、日本町の近くの一軒家が6,000,000ドル(円ではない)もします.....
by サンフランシスコ人 (2023-09-27 01:14)
サンフランシスコ人さん。
6,000,000ドルは日本円だと8億円なので、もはや日本ではビルの値段ですね、すごい。
by のむら (2023-09-28 10:21)