「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」★★★ [映画日記]
過去の「G.I.ジョー」シリーズって、チャニング・テイタムやブルース・ウィリスが出ていたと思うのですが。
白人さま主体ですよ!
リブートされた今作では、まさかのアジア路線に転向。
出てくる役者さんの、約90%が東洋人ですよ。
多くのキャラクターが日本人ですけども、みんな日本語はカタコトっていう奇妙な世界。
東京も舞台になりますが、都心から、ちょっとバイクで走ったら、すぐにお山に到着。
お山のふもとでは、有力人物が住むお家が普通のお城ですよ、江戸時代の!
現代人が江戸城に住んでんの!!(←ロケ地は日本各地のお城だそうです)
お庭なんて、普通のお寺。
境内ですよ!
お城の門を出たならば、そこは普通の城下町。
江戸の城下町が広がってんの、令和の時代に!
振り切ったエキゾチック・ジャパンの世界観がオモローイ。
極端!
逆に、こんなアミューズメント・パークがあったら行ってみたいと思いました。
特殊部隊「G.I.ジョー」の活躍を描いているようですが、忍者映画を観てるみたい。
サイバー風味の忍者みたいな人たちが、格闘するわ、カーチェイスするわで楽しいです。
別なタイトルを付けるなら「未来忍者」でいいと思う〜!
主人公スネークアイズ役は、マレーシアの貴公子ヘンリー・ゴールディングなんですね〜。
名前が「スネークアイズ」とは、コテコテのヤンキーネームですけども!
これまで、米国製のロマンティック・コメディやスリラー作品に出演してきたヘンリー・ゴールディングですけども。
ついに、アクション大作に主演ですよ。
米国進出から2〜3年で、ここまで成功するアジア人男優も珍しいです。
「なんで、ヘンリー・ゴールディングって米国で人気があんの?こういうタイプの男優さんなら、石原軍団にいっぱいいるよ」と思ってましたけども。
今回、アクションをこなすヘンリー・ゴールディングを見て、なんとなく魅力が分かりました。
顔も振る舞いも、チョウ・ユンファっぽい!(←死語)
米国人が馴染みやすいアジア人なのだと思いました。
ヘンリー・ゴールディングがお城にやってくると、出迎えたのは戦闘能力が高い「くのいち」みたいな女。
見た目は増田明美さんみたいな子!
くのいち明美(仮名)ですよ!!
その子はヘンリー・ゴールディングのことを「なんか怪しい。いけすかない」と思っているようなのですが。
実は「抱いてほしい」みたいな!
秘めた思いが「くのいち」っぽくて良かったです。
江戸城のボスは老婆なのですが。
石田えりさんみたいなおばば!
…と思ったら、演じているのは本当に石田えりさんでビックリ。
英語を特訓しての出演ですが、役に合っていないのか、演技が下手に見えて困りました。
しかし、着物姿でありながら、敵と格闘する場面があってカッコいい〜。
5メートルくらい飛び上がってましたから、着物姿の石田えりさんが!
「くのいち」役も、本当に増田明美さんが演じていたら良かったと思う〜。
一層、笑えたと思う〜!(←コメディじゃありませんか)
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