「エルフ 〜サンタの国からやってきた〜」★★★ [映画日記]
2003年のクリスマス・コメディ作品がNetflixに上がってました。
当時すごく観たかったのですが、日本未公開になってしまった作品。
17年もの年月を経て、ようやく観ることができましたけどもね〜。
もっと早く観せてくれないとな〜。
ボクちゃんも周りも、17年分も老け込んでしまったわい!
もうボクちゃんも周りも、玉手箱を開けた時の浦島太郎みたいなお姿ですから!!
作品は、当時アラフォーのウィル・フェレルが主演。
サンタクロースの故郷にて、小人(エルフ)に育てられた人間バディが主人公。
バディが、ニューヨークで実の父親を探して、家族になろうとするお話です。
見た目はおじさんですが、小学生のような心を持つバディ役に、ウィル・フェレルがピッタンコ〜。
ブレなし、天然演技!
顔の作りもエルフっぽいですし。
あの人、目つきがヤバイしね!(←ホメ言葉)
バディが初めての都会にとまどう姿を、カルチャーギャップとして笑わせる、という構成です。
エレベーターやエスカレーターですら、興味津々で乗り込むバディ。
ウィル・フェレルは大袈裟なリアクションで魅せてくれますよ、リアクション芸人みたいに!
街では、橋の手すりにくっついた「噛み終わったガム」をつまみ上げ、そのままお口に入れるバディにオエェェーーッ!
観ながらえずいたわい、クリスマス映画なのに!!
日本人にはウケが悪そうな米国風味のギャクがオンパレードで、なるほど、2003年時点では日本未公開になったのも納得ですけども。
2020年の現在ですと、動画配信サービスの普及により、米国コメディや、ウィル・フェレルの芸風にも目が慣れている。
お寒いギャグも自然と受け入れられて、「エルフ 〜サンタの国からやってきた〜」が時代に追いついた感。
2003年では早すぎたのかもしんない、漬かりきっていない漬物みたいに!
また、クリスマスがテーマなので、結局は良い話です。
まさかの、ウィル・フェレルによる美談ですよ!
ギャグを連発した後、クリスマス路線の聖なるラストシーンで幕を閉じるという荒技を見せてます。
ウィル・フェレル×クリスマスという、難しいコラボレーション企画ですが成功しているように思います。
ウィル・フェレルには恋のお相手がいるのですが、演じているのはズー子!(←ズーイー・デシャネル)
元々、天然素材のズー子なので、フンワリしたクリスマス・ムードにはハマってましたけども。
ウィル・フェレルがボケ担当なので、今回のズー子はツッコミ担当。
ズー子本来のボケ風味は出せず終いでした。
いいボケすんのにね、あの子!
監督は、なんとジョン・ファヴローなんですね〜。
ジョン・ファヴローの、監督としての出世作だったんですね〜。
この作品のヒットがなければ、ジョン・ファヴローが後に「アイアンマン」を監督することもなく、「アベンジャーズ」シリーズが発展することもなかったかも。
ウィル・フェレルと「アベンジャーズ」の不思議な縁を感じる作品でした。
妖精さんつながりで、今度は、おじさんと妖精のコラボなんですね!!
さっそくトレイラーを観ましたが、字幕が無いので、ちんぷんかんぷんでしたが、雰囲気はつかめました!!
・・・クリスマスと言えば、ロマンティックみたいになっているけれど、落ち着いて考えると、そもそも、クリスマスって、おじさんがいないと成り立たないんですよね。
by ぽん♪ (2020-12-24 07:10)
え~。これ日本未公開だったんですか。アメリカでは大ヒットして私はDVDで毎年クリスマスに見てました。確かにウイルファレルの一番良い面を引き出した映画かも知れません。。最初の方の北極のシーンは有名なクリスマスアニメのキャラも出てきますので、アメリカ人には非常にノスタルジーを感じる出来になってます。
by keyboardcat (2020-12-24 08:51)
ぽん♪さん。
確かにクリスマスは、おじさんが活躍する日ですね!しかも、オシャレでも何でもない、おじさんが。今回の作品、字幕がなくてもウィル・フェレルのリアクション芸で楽しめてしまうかも〜。
keyboardcatさん。
毎年観ていたんですね!そうそう、公開当時は米国で大ヒットしていて、日本公開も待ち望んでいたのですが、まさかの未公開になりました。当時の日本ではウィル・フェレルの知名度もありませんでしたしね。最初の方はアニメのキャラも出てるんですね、勉強になります!
by のむら (2020-12-24 11:15)