「リミット・オブ・アサシン」★★★ [映画日記]
イサ夫さんていいよね!
イサ夫さんて、イーサン・ホークのことですよ。
尾藤イサオさんじゃありませんから!
イサ夫さんが出演している映画に、ハズレは少ないと思います。
打率の良い子!
たとえ作品自体がハズレていても、イサ夫さんの演技だけは輝いている。
全盛期のジョニー・デップみたいな存在だと思います、あれほどのメジャー感はありませんが。
メジャー感がない分、落ちぶれもしない。
細く長く生きるタイプ!
腸に長くとどまる、ガセリ菌みたいなお方なんですよ!!
今回、イサ夫さんが主演したのは、アクション作品。
2017年の旧作ですけども。
殺し屋役ですよ、アサシン!
今作は、年に1本くらいは公開される「アサシンもの」です。
劇中でのイサ夫さんは銃をバンバン撃ちまくり、車をブンブン飛ばしまくるという、アクション・スターみたいな演技を披露。
新鮮でした、いつもは大人しい子なので。
イサ夫さん演じる殺し屋トラヴィスが、蘇生技術を開発している大企業に戦いを挑む、という物語。
殺し屋の目線から物語が始まるので、悪として登場する殺し屋トラヴィスですけども。
悪徳企業と戦うことで「いい人」化しています。
錯覚ですよ!
また、敵も味方も、主要キャラクターはアラフォー世代で、みんな子持ち。
「子持ち縛り」の作品!
若さが一切ナーイ!!
子を食わせるために汚れ仕事をこなしている、という、働き盛りの悲哀をフィーチャー。
殺し屋トラヴィスも任務を遂行するために、中国女性をだまくらかして抱きました!
同じジャンルの作品の中でも大人っぽい仕様で、浪花節がきいている「アサシンもの」に仕上がっておりました。
悪徳企業が「蘇生技術を開発している」という点は楽しい要素。
枯れた味わいのアクション映画でありながら、いい感じにB級臭さを漂わせておりました。
悪徳企業により、殺し屋トラヴィスの腕にはデジタルのタイマーが仕込まれて寿命がカウントダウン!
「アンタ、残り3分です」みたいな感じですよ!!(←カップヌードルかい)
アクション描写は過激で硬派な部分もありますが、腕に仕込まれたタイマーが硬さを払拭。
変な感じ!
どうせ腕に液晶が仕込まれるのなら、ついでに天気予報を表示してもらった方が便利。
「あと3分で雨が降ります」って表示されると、洗濯物が取り込めますしね!
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