「さよなら、僕のマンハッタン」★★★ [映画日記]
*ネタバレはありません。
主人公は、ニューヨークで1人暮らしを始めた青年トーマス。
実家は裕福、お坊ちゃま!
ボンボンですよ!!
とくに就職もしていない様子のトーマス。
外見はイケメンでもなんでもありません。
文学が好きな普通の青年という感じで「よくもまあ、アンタみたいに目に輝きのない男性が、映画の主人公になれたもんだわな」と、思いましたけども。
逆に言えば「文学系のニューヨーク映画」という味わいは新鮮でした。
そんなトーマスの恋と父親の不倫騒動を、サイモン&ガーファンクルという意表を突いた楽曲を用い、小粋で文化的なラブストーリーに仕立て上げた作品です。
トーマスの言動が子どもっぽくてイライラ~。
背伸びしてんの!
20代の青臭さがよく出ていました。
こういう青臭さが気に入るお客さんもいると思います。
ニーズがある臭みですよ、パクチーみたいな!
監督は、「(500)日のサマー」など、ヤング・アダルト恋愛劇がお得意なマーク・ウェブなのですが。
今作は、ニューヨークを舞台に軽快なセリフが飛び交って、ちっちゃいウディ・アレン作品みたいになったわな。
もしかしたらマーク・ウェブて、ウディ・アレンの後釜になれるかもよ、もしもウディ・アレンが死んだなら!(←失礼)
トーマス役を演じている若手男優のことは、よく知らないのですが。
ほぼ無名の子ですよ、ポッと出!
脇役を演じる人材は充実~。
トーマスの父親役がナン様!(←ピアース・ブロスナン)
その愛人役がケイト・ベッキンセイルで、トーマスの隣人役がジェフ・ブリッジスですよ。
ベッキンセイルは相変わらず妖艶で、愛人役がピッタンコ~。
ボインを出していたら助演女優賞にノミネートされたかもよ、もしもちっちゃいアカデミー賞があったなら!(←本家アカデミー賞は無理ですか)
ジェフ・ブリッジスも素足にスリッポンを履いたりして、まだまだスタイリッシュでカッコいいですけども。
年齢設定の割には年を取り過ぎてるかな。
もしかして50代の役?
だとしたら、ずいぶんサバを読んだもなわな約20年分!
トーマスの母親役がニク子!!(←シンシア・ニクソン)
ニク子は、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のレギュラーでおなじみということで。
今回も同じくニューヨークが舞台の映画だからキャスティングされたのかもよ、ニューヨーク臭い女として!
ニク子の役って誰からも愛されているし、自分の悩みを表に出さないし、冷静に考えてみたら良い役。
ニク子にはもったいなーい!(←失礼)
昔は美人という設定だったし、ちょっとしたヒロインのニク子でしたけども。
下っ腹がポッコリ出ていたのが残念~!
ニク子というより、肉子~!!
コッコアポEX錠でも飲んでみるといいかもよ。
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