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「華麗なるギャツビー」★★★☆ [映画日記]

TheGreatGatsby.gif
素性が知れない大富豪。

それがギャツ夫!(←ギャツビー)

ギャツ夫のお家がデカすぎ…。

お家がデカプリオ!

お家というより大阪城!!

奥のお部屋には、お衣装が大量に積み上げられとりました。

お部屋の中が、まるでビームスなんですよ!

ギャツ夫が毎夜のように開く無料パーティが、また大掛かり。

お客さんが200〜300人くらい来てるんだけど…。

いなかの祭並みの人手じゃん!

何枚配ってんだよ、パー券!!

そんで、みんな飲む飲む…。

いいよ、いいよ、飲めるときに、たらふく飲んどきな。

タダ酒ほど旨いものはないからね!

会場では、バンドやダンサーがお客を盛り上げて、クライマックスは打ち上げ花火をドカーン!

何、このきらびやかな世界…。

極楽浄土ですか!?(←違います)

浮世離れしすぎていて、貧乏人のボクちゃん、ポカーンとしたわい。

お口が開いたわい貧乏人の!

監督もスタッフも、このパーティのシーンの制作には力が入ってますな〜。

宴会に命をかけてんよ!

原作は、1922年を舞台にした小説ですけれど。
映画として再現された世界観はCGをダイナミックに使用。

いちいちカメラワークがド派出に動いてSF映画みたい。
とても時代劇には思えません。

そんで、なんでかコレ、3D作品なんですよね〜。

3D版の予告編を観たときも、蘭の花が、ものっすごい客席まで飛び出してきておりました。

あの蘭が、すんごいキレイで、「ボクちゃん、あの蘭の花を…、あのお花を、もういっぺん見たい」と強く思うようになりました。(←じゃあ花屋に行けば!)

普通3Dといえば、アメコミヒーローのアクションシーンとか、爆発とかの映像を楽しむところですが。
今回、立体的に見えるのは蘭の花とか、インテリアとか、ダイヤの指輪とか。

そんな、雅な3D映像もオツでした。

今回の作品で、初めて「華麗なるギャツビー」の話を知ったのですが。
富裕層の傲慢さや、若い男の純粋な生きざまが描かれていて、とても良いですね。

ギャツ夫がピュアすぎて「自分は選ばれし人間」と思い込んでいるところも青春映画っぽくて良いです。

まーね、今で言えばアンタ、「中二病」ってことですけども!

独身イケメンのギャツ夫が遊び呆けている、という設定だけ聞いたときは、ボクちゃんの中でのキャスティングは羽賀研二だったのですが。

あと市川海老蔵な〜。(←ダブルキャストかい)

今回のレオナルド・ディカプリオの配役も、観てみたら圧倒的な演技力で、とても良かったです。

ディカプリオにイケメンとか、オシャレとかのイメージはありませんが。

カネだけはある」というイメージがあるから、上手いこといったのかもしんない。(←ヤなイメージですが)



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とんび面

これ、観てみたいんですけど、オリジナル(観たことないので話は知りませんが 笑)と比べると何かビジュアルが劣る気がするのですよね…。ディカプリオとキャリマンて、実力はあるのでしょうけど、そんなに美形じゃないようなw。

でも今回のは派手派手豪華で違った意味で面白そうですネ。ディズニーランド気分で楽しむギャッツビーって感じですかね~。
by とんび面 (2013-06-23 01:23) 

えぬ

はじめまして!こちらのサイトは前からチェックしていたのですが、のむらさんがプロで活躍されてる方とは知りませんでした(汗)雑誌でイラストを発見して「あっ!のむらさんだの絵だ!」と気付きました。

確かに最近のディカプリオはイケメンって感じじゃないですよねー。この作品では「美しいプリオ再び」みたいに宣伝されてましたが(笑)
トビーマグワイアがいい役だったなーと。トビーとディカプリオが親友役ってのも、2人の関係を知ってる映画ファンにとっては胸アツですよね!
by えぬ (2013-06-23 03:23) 

Daisy

ギャツビーってお金持ちで遊んでるだけの人かと
思ってたら意外と純粋でしたね~
トビーとディカプリオの演技が良かったです。
私もあの豪華なパーティに招かれてみたいです(笑)

by Daisy (2013-06-23 06:46) 

月夜のうずのしゅげ

( ・∀・)ノゴブサタシテイマス
相変わらず面白いですね!!!
この映画見に行くつもりです。
by 月夜のうずのしゅげ (2013-06-23 09:51) 

のむら

とんび面さん。
顔は地味ですが、その分ファッションやインテリアが相当派手になっております。そういう意味ではバランスがとれてるんじゃないかな。
そして、バズラーマン監督とギャッツビーの世界観は、とても合っていると思いました。古いものを、現代ふうにアレンジするのがお上手でしたよ。

えぬさん。
うわ〜、いつもありがとうございます!
自称プロなので、全く活躍しておらず、今月は雑誌には一枚も絵を書いていない状況なので恐縮です・・。
ディカプリオは、パーツごと見ていくと全くイケメンではありませんが。目力があるのでカッコよく見えるかもしれませんね。まー今回のプリオは美しいほうだと思いました。(←上から目線)

Daisyさん。
最終的に、ギャッツビーに同情できるところが良かったです。「あ〜、結局、良い人だったわな」と思って終わるので、納得感がありました。
豪華なパーティは強烈でしたよね!毎晩あそこに行って、晩ゴハン代を浮かせたいです〜。

月夜のうずのしゅげさん。
ごぶさたしています!
今回の作品、おそらく満足していただけると思います。意外といい話でしたよ。

by のむら (2013-06-23 15:01) 

aneurysm

人妻に、こだわらなくても
ゴルファーでもいいじゃないかなー

と私のスケベセンサーがうるさくて(笑)

デカプリオさんはいつも、なりきり演技が
見事ですね。緊張しすぎてパニクる場面最高でした。
by aneurysm (2013-06-23 17:18) 

のむら

aneurysmさん。
そうそう、あのゴルファー、美人でしたよね〜。今、冷静に考えてみたら、人妻よりゴルファーのほうが良いことに気づいてしまいました。
ゴルフをやらせとくには、もったいない美人でした〜。
ディカプリオのパニくるシーン。見せ場のひとつだと思います。あんなファニーなディカプリオ、見たことないですよね。
by のむら (2013-06-23 18:16) 

ネスカフェ

のむらさん

私も初日に見てきました。初めは見下げた態度で見ていたのですが、あれよあれよという感じで引き込まれ、見終わったあとには「なんて悲しい話なのだ」と余韻に浸ってしまいました。

なんというか「現実から目を背けて自分の作り出した頭の理想に逃げてしまう男の性」と「自分に都合が悪くなると現実に適応してしまう女の性」がよく出てましたね。ギャッツビーが理想に逃げず現実を直視していれば、あそこまでひどい結果にはならなかったのでは・・とふと思いました。

割と気に入った映画ですが、もう少しギャッツビーの「華麗」で「偉大な」部分が見たかったですね。デカプリオは好演ですが、熱が入りすぎて時折、「必死なギャッツビー」になっちゃって見苦しくなっちゃう感じが玉に瑕でした。笑)

あと私は吹き替えで見たのですが、ギャッツビーは「友よ」を連呼していて、
なんとなく「心の友よを連呼するジャイアン」を思い出しました笑)
by ネスカフェ (2013-06-24 22:08) 

のむら

ネスカフェさん。
僕は、男女の性分の違いを描いた映画が好きなのですが(共感できるので)、今回の作品は、おっしゃるとおりの男女の意識の違いをうまいこと描いていたと思います。男と女は、今も昔も変わらないんですね。
ネスカフェさんのような悲しい余韻も、作品内では「悲しいけどアッパレ(グレート)であった」という感じで終わっていて、それがまた深い味わいを残していました。
「友よ」なんてセリフあったかな?!ま〜たしかに、カネ持ったジャイアンみたいなもんでしたね。
by のむら (2013-06-24 22:46) 

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