「イップ・マン 序章」★★★ [映画日記]
香港製のカンフー・アクション映画です。
なんでも、ブルース・リーのお師匠さんの武勇伝らしいです。
タイトルはお名前です。
つまりイップ様だか、マン様だかですよ!
くれぐれも、ピップエレキバンとお間違えなく!!
一見すると草食男子のイップ・マン。
佇まいは料理研究家みたいなのですが、マロンちゃんみたいな!(←イップ様に失礼)
実はものすんごい強いところがオモローイ。
荒くれ男が、何人攻めてきても武術で片付けちゃいます。
カッコいいです、華麗です!
蝶のように舞い、蜂のように刺してんよ!!
そして豪邸にお住まいのイップ・マン。
基本的に中華テイストだけど、ところどころが洋風でオシャレなお家。
うまいことリフォームしとるわい!(←たぶん新築です)
嫁も美人だしさ〜。
つまり、家と嫁のレベルの高さは、花田勝と同じくらいじゃな!
しかし中盤からは極貧生活になるイップ様。
お芋のかけらをカジる毎日ですよ。
ああまるで「ゲゲゲの女房」!
そんな中国人に圧力をかけてくる日本兵。
演じているのは、なんと池内博之かい!
ア、アンタ、なんで香港映画に出てんのさ?
タイ映画「チョコレート・ファイター」に阿倍寛が出て、尻を出したときと同じくらい驚いたわい。
池内博之のインパクトは、「阿倍寛の尻」並みなんですよ!
しかも池内博之は、とっても強い役です。
日本代表の武術師ですよ。
イップ・マンを苦しめる、敵の大ボスさ。
ま、まさかの大役…。
「世界進出しちゃった」っていう緊張感が伝わってまいります。
アンタも荷が重かったであろう。
撮影中も、さぞや日本に帰りたかったであろう。
お味噌汁をすすりたかったであろう!
あ〜観てるこっちの胃が痛い!!
日本人から見れば、池内に強いイメージはございません。
むしろ弱いイメージさ!(←失礼)
だから違和感もありましたが。
監督の指示が良いのでしょうか、見事に強く見えました。
上手にごまかしとるわい編集で!
さすがカンフー映画の本場である。
どうにかなるもんじゃな!
そんで池内は悪役だから、たいへんな憎まれ役。
中国人をイジめんの。
貧乏な彼らに「米が欲しいか。一合もやらん!」みたいな感じですよ。
おかげで中国人全員から白い目!
コワーイ!!
お米くらいあげりゃあいいのにねぇ一合でも二合でも!
しばらくアンタは中国の街をブラつかないほうがよい。
不良に見つかったら囲まれる。
そんでカンフーでボコられんよ!
…この仕事をやって良かったのか悪かったのか…。
それを知りたくば、中国の街をブラついてみるがよい。
劇場公開はなぜかイップ・マン葉問、イップ・マン序章の順でした。
近所にこんな師匠がいたらわたしも入門したいです。
by こけし先輩 (2011-12-13 12:48)
こけし先輩さん。
パート2が先に公開されたんですよね〜。それが好評につきパート1も上映、というパターンでした。
なかなかね〜、こんな師匠は近所におりませぬ。
近所にいたら、タダで教えてもらうのにね!!(←払いな)
by のむら (2011-12-13 23:23)