「アジャストメント」★★☆ [映画日記]
マット・デイモンが、運命を切り開く議員役を演じとりますが。
お堅い映画じゃございません。
なんとSF。
「運命のボタン」みたいな系さ。
出来映えのレベルも「運命のボタン」止まりですけども!
「どこでもドア」っぽいアイテムを使うシーンはオモロかったけど。
ハリウッドスターってさ〜、時々こんな、割とどうでもいいSFスリラーに出演するよね。
アメリカ人て、こういう、割とどうでもいい夢物語がお好きなのであろうか・・・謎である。
謎といえば、今回の原作者フィリップ・K・ディック。
たしかに面白い短編小説をお書きなるお方ですが。
どうしてハリウッドで映画化までされんのさ?!
ディック原作の映画って、ありすぎると思うんですけど〜。
しかも原作は短編だからさ〜、長編映画にするにはエピソードを水増しするわけで…。
結果的に、ちょっとお味が薄まんの!
お塩が足りないんですよ姑に出す味噌汁みたいに!!
だからボクちゃん「ディック原作」て聞いたら期待しない。
山田洋次の監督作と聞いて、その映画に何も期待しない心情と同じだよ。
似たようなもんなんですよディックも洋次も!
で、今回のマット・デイモンですが。
残念ながら、たいした見せ場もございませんでした。
せっかくクラブで遊ぶシーンがあるにもかかわらず、デイモンは踊ってないし〜。
アンタそこは踊んないと。
クルクルクルクル舞わないと!
できるやろ、一回転くらい!
回らんかいキム・ヨナみたいに!!
きっと監督はデイモンに踊ってほしかったはず。
監督も鬼になり「デイモン踊んな!!」って怒鳴るべきであった。
それでも断ったら竹刀で叩いてやるべきであったスイカ割りみたいに!
「運命の調整人が、いつもデイモンの行動を操作している」という設定なんだけど。
調整人が、デイモンの行動を時々イジるんですよ。
劇中のデイモンは、調整人の工作により、なんと下着をお膝まで下ろされたらしいですよ飲み会で!
デイモンのことである、どうせ下着は白のブリーフに違いない。(←根拠なし)
劇中では、その有様を写真に撮られ、新聞か何かに載っけられてしまったらしいですよキャハハハハッ!!
パンツを見せるシーンはなかったんだけど、そういうことがあったとセリフで言ってました。
劇中で出会った女性からも「あの写真はスゴかったわアーッハッハッハ!」みたいに言われる始末。
初対面の、しかも美人にですよ。
ものすごい屈辱!
もしボクちゃんがデイモンの立場なら、恥ずかしすぎてお外に出れません。
昼間っから、お布団をかぶってるよ頭から!!
しかし、そのブリーフ・シーンは見てみたかったな。
マット・デイモン、アンタ似合うよグンゼの白パン!
このボクちゃんが保証する!!
その姿こを撮影すべきである。
フィルムに焼き付けて、孫の代まで残すべき!
それをやれば面白かったのにな〜。
見たいものを全然見せてくんない。
無難な演技ばかりで、記憶に残りづらかったです。
マット・デイモンが、グンゼの白パンを穿けば済む問題なのである。
>割とどうでもいい夢物語がお好きなのであろうか・・・謎である。
デーモンさんは
ハズレ映画連発で仕事干されかけた過去も
アバター逃がした過去も
アジャストメントだったと思ってるかもしれません。
(思いこませてる?)
by aneurysm (2011-06-05 08:37)
aneurysmさん。
なるほど〜!確かに「運命を弄ばれてる」演技は上手かったです。
弄ばれすぎてる人生だからなのでしょうね。
そして議員の役も様になっていました。
将来はシュワちゃんみたいになりたいのかもしれません。
by のむら (2011-06-05 15:27)
マット伝衛門くん、最近やたらと出演してますが、
そろそろ出る作品を選ぶ時期じゃないのかなあ。
>出来映えのレベルも「運命のボタン」止まりですけども
まさに その通りですわ。
by Ken (2011-06-07 21:49)
Kenさん。
今回の伝衛門さんは、もうちょいでしたね!
前回の「トゥルーグリット」も、もうちょいだったような気がします。
その前の「ヒアアフター」も、もうちょいだったし・・。
その前の「グリーンゾーン」も、なんか、もうちょいかも・・。
いい監督の作品に出てるんですが、なぜかハズレっぽい印象ですね。
そのうち良いものに当たると思います。下手な鉄砲も数撃ちゃあ当たりますからね!
by のむら (2011-06-07 23:33)