「ステルス」★★★ [映画日記]
無人の「人口知能戦闘機ステル ス」が暴走する話。
なんと舞台は近未来!
実はSFだったのだなコレ。
国同士の対立を描いているところは生々しすぎるので、個人的にはもっと現実離れした SFにしてほしかったな。
戦うなら宇宙人がいい!
欲を言えば、ジェイミー・フォックスの役はウィル・スミスにしてさ(あ、どっちが演じてもたいして 変わりないか~)。
だってもう、ステルス部隊の飛行シーンがカッコよすぎますから!
爆撃するシーンもクールなアングルの映像だし。
カメラが向こうのほうから飛んできて、コクピットにいるパイロットまで急接近…、コレどんなふうに撮影&合成してるのさ?!
まるでガンダム映画でも見てるみたい。
観客の中高生が、戦争自体をカッコいいなんて思いませんように。
メインの飛行部隊は、なぜか女性を含む3人編成。
そし てなぜかラブもあり・・・。
戦いながら愛し合っているのです!
たるんでんよ!
そんなチャラチャラした人材はクビクビ~!!
女性キャラは“実は売れっ子女優”ジェシカ・ビールなんだけど。
今回は髪型をオール バックにして、いつも以上にパンチのあるゴリラ顔になっているね。
軽~く「女・キングコング」入ってますよ。
アンタこの調子だと、付けられるニックネーム は「ステルス女」か「ジャイ子」だよ!
気をつけたほうが良いんじゃないのかい?!
ま、軍人なんだから、これくらい怖い顔のほうが説得力あるん だけどさ~、おかげで主役の男の印象が完全に薄まっている状態。
今では彼の顔を全く思い出せませんよ。
彼の顔を思い出そうとすると、ジェシカ・ビールの顔 が強引にフレームインさ脳内にね!
すごく困ってます!!
最終的にさ~、アメリカの白人カップルだけには都合の良い終わり方をしていてビックリ。
それ以外の人物はみんな死んでるじゃん。
この、戦争映画にあるまじき「めでたし感」はアッパレであったな。
コレ監督したのって、ひょっとして 「ワイルド・スピード」や「XXX」の人?
・・・だとしたら、なかなか良い監督人生を送ってるかも。
型にハマッてない監督のような気がして実にうらやまし い。
そのハチャメチャっぷり、「人間ステルス」と呼ぶにふさわしいよ。
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