「ダム・マネー ウォール街を狙え!」★★★ [映画日記]
日本では全く話題になっていない作品ですけども。
鳴かず飛ばずですよ、日本では!
実話ベースの作品で、監督は「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「クルエラ」などを手掛けたヒットメーカー、クレイグ・ギレスピーさんという魅力的な作品です。
主演はポール・ダノですよ。
あの丸顔の殿方!
今作でも顔がパンパン、アンパンマンみたいに!!
共演者も主役級ばかりで豪華ですよ。
チョイ役ですらデイン・デハーンでしたから。
作品の題材は、米国での金融騒動で、時代はコロナ期。
ついこないだの出来事なんですよ!
もう映画化されて、本国ではとっくに公開済みっていうんだから気が早いです。
米国では金融映画がよく製作されますけども、お国柄なのでしょうか?!
ウォール街の金融社員が株や何かで一発当てる、みたいな映画をよく見かけます。
おカネ映画ですよ!
アメリカン・ドリーム系とでも言いましょうか~。
バブル系とでも言いましょうか~?!
邦画の金融映画って、あまりないし、あったとしてもヒットしないから、やはり金融映画のメッカは米国なのだと思います。
今作も、「株で一発当てる」という、一発屋の一攫千金ストーリーが主軸で描かれているのですが。
主人公と彼の支持者が、一般市民(中流)っていう点が特徴ですね。
彼らが団結して、ウォール街で(時に卑怯な手を使い)ボロ儲けしている金融職の富裕層をギャフンと言わせる話なんですね~。
庶民が一丸となって、富豪に「ザマミロ」って言う話でした!
この騒動は「金融界のフランス革命」と呼ばれている、とのことで「なるほど確かに」と思って笑ってしまいました。
主人公と支持者たちは、配信動画やSNSで情報交換をしているあたりは「今どき」ですね。
ウォール街のプロだけが儲ける時代は終わり、令和の金融界では庶民も大金ロマンを抱ける、ということでしょうかね~。
令和のヒーロー物語ですよ!
主人公の妻も、しっかりした女性で、夫を的確にプロデュース。
自宅周りにメディアや野次馬が集まっても平常心、主人公がピンチになっても堂々としたまんま。
相撲部屋のおかみさんみたいな女性でした。
「米国では金融映画がよく製作されますけども、お国柄なのでしょうか?」
米国ではお金が命よりも大事.....
「ウォール街のプロだけが儲ける時代は終わり、令和の金融界では庶民も大金ロマンを抱ける、ということでしょうかね~」
株ブームの日本でも、庶民も大金を抱ける....
by サンフランシスコ人 (2024-02-14 04:35)
サンフランシスコ人さん。
そうですね、日本でも大金をかせいでいる人は多いですね!日本人は大金を得たことを、あまり自慢しないと思います。ひそかに、こっそりと大金を得ていることが多いですね。
by のむら (2024-02-14 21:44)