2023年、なんかスゴかった「実話を元にした映画」ランキングを発表してみる。 [ランキング]
2023年。
物の値段が高いですね、野菜から卵から、家電から服から、何から何まで!
わたくし1年365日、毎日食べている野菜がトマトなのですが、あまりの高騰に一時、トマトの連食ストップ。
記録更新ならず!
12月にもなると、トマトの高騰も落ち着きましたけども。
「1円でも安いスーパー」を見つけて買う習慣は続行中です。
そんな2023年の現実でした。
それでは、2023年に観た実話映画の中で良かったもの(配信作を含む)をランキングしておこうと思います。
1位「グランツーリスモ」
ゲーマーからスカウトされてレーサーに転身するという、今どき感ある青春・実話映画でした。
グランツーリスモ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2023/12/20
- メディア: Blu-ray
2位「ウーマン・トーキング 私たちの選択」
語の途中で「これ、もしかして実話?!」と気付かせる、劇的な脚本でした。
3位「ナイアド ~その決意は海を越える~」(Netflix)
「LGBTQ」「虐待」「強い女性」という世情に会う題材で、観客に受け入れられるに決まっている、売れ筋の実話映画でした。
4位「マエストロ:その音楽と愛と」(Netflix)
昔の名画風に演出されていて、隠し味に「LGBTQ」を一振りした、ドラマチックな音楽系・実話映画でした。
マエストロ:その音楽と愛と (オリジナル・サウンドトラック)(SHM-CD)
- アーティスト: ヤニック・ネゼ=セガン
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2023/12/01
- メディア: CD
5位「AIR/エア」
「1980年代」「バスケットボール」「スニーカー」という米国人の大好物の題材を用いて、ビジネス・サクセス物語に仕立てているという熱い作品でした。
AIR (Original Motion Picture Soundtrack)
- 出版社/メーカー: Legacy Recordings
- 発売日: 2023/06/02
- メディア: CD
6位「眠りの地」(amazon)
いなかのおじさんが主人公の逆転裁判劇だから、確実に盛り上がる展開でした。
7位「ペイン・ハスラーズ」(Netflix)
ヒロイン像は米国人が大好きな「崖っぷちシングルマザー」という娯楽系ですが、内容は「コンプライアンスもの」という、実は社会派の実話映画でした。
8位「ウェルカム トゥ ダリ」
ダリさんのアシスタント目線で話が進む、「プラダを着た悪魔」的アプローチが面白いです。
9位「テトリス」(apple)
ゲーム版権取得秘話ですが、舞台である1980年代のソ連が怖くて、まるでスリリングなスパイ映画でした。
10位「aftersun アフターサン」
人物設定や場面に説明がない「撮りっぱなし上映」感覚で、どこかオシャレな空気漂う次世代の実話映画でした。
2022年、実話映画の総括。
地味な実話を取り上げることが多く、大々的に劇場公開するというよりは、配信映画として製作・リリースされるパターンが目立ちましたけども。
「グランツーリスモ」は演出が派手で大作感があり、実話映画としては、かなり攻めた作品になっていたと思います。
物語の元ネタは2010年代で、題材が新しい点も新鮮でした。
また、LGBTQやコンプライアンス等、世情に合ったテーマを盛り込んだ実話映画が目立った2023年でしたね。
2024年、実話映画の展望。
4月公開で、エルヴィス・プレスリーの妻を主人公とした、ソフィア・コッポラ監督作「Priscilla」(原題)も楽しみなのですが。
なんといっても、あやうく日本では「お蔵入り」になりそうだった世界的ヒット作で、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」ですよ。
オッペン映画が、ついに日本で劇場公開予定に!
よっぽど、日本人には不都合な内容なのでしょうね。(苦笑)
どんなふうに不都合なのか、己の目で確かめたいものですね。
「炎上想定内」という、前代未聞の、炎上商法で公開される実話映画になりそうです。
コメント 0