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「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」★★★☆ [映画日記]

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オニオン映画ですよ、たまねぎ映画!
 
楽しいミステリーです。
大人のための、ちょっと贅沢な娯楽作という感じ。
 
なぜ「オニオン」なのかというと、舞台の建物が「たまねぎ型」なんですね〜。
 
シリーズ前作「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」と比べると、出演者は、ややお安めに。
 
ギャラの支払い、節約志向に!(←いやらしい)
 
その他は、シリーズ前作同様、現代版・アガサ・クリスティ風で、いい感じの出来映えになっていると思います。
 
まずは、ダニエル・クレイグ演じる、主人公で世界的な名探偵ブノワ・ブランが、(おそらく)ゲイ設定で登場してビックリ。
 
同棲相手を演じる男優さんは、カメオ出演として姿を見せますが、大物で笑った〜。
 
ダニエル・クレイグさんは、かつては007役としてボンドガールを抱く存在でしたけども。
 
007が終わったあとは、大物男優を抱くことになったんですね!
 
いいと思う、その振り切った役選び!!
 
今作の舞台はギリシャの小島ということで、ダニエル・クレイグもリネン素材のカジュアル服を着ているのですが。
 
お色はピンクだったり、ストライプの幅は広めだったり、まあまあ派手で、なんだか、かわいらしいです。
 
そんなお洋服も、なんとなく似合ってステキに見えていて、ダニエル・クレイグさんが持つ天性のファッション・センスを見せつけていました。
 
自分のものにしているんですよ、バカみたいなお洋服も!
 
ギリシャの小島に集結した曲者たちが、ある殺人事件に巻き込まれ、名探偵ブノワ・ブランが犯人を探す、というようなお話なのですが。
 
構成も凝っているし、伏線も回収してるし、とってもよく書けた脚本ですね。
 
鑑賞中は「複雑な話だな」と思っていたのですが、観終わると「実は簡単な話だったんだね」と思いました。
 
分かりやすいお話を、順番を変えたりして手を加え、「解けないパズル」みたいな風合いに仕立て上げているのだと思います。
 
制作・監督・脚本ライアン・ジョンソンさんは、「スター・ウォーズ」シリーズからは手を引いて、「ナイブズ・アウト」シリーズを、ず〜っと続けてほしい。
 
毎年、年末年始に観たいシリーズなんですよね〜。
 
特別感があるんですよね〜、スペシャル番組感!
 
小島に集結するメンバーは、ケイト・ハドソンやデイヴ・バウティスタ、キャスリン・ハーンなど。
 
イーサン・ホークも出ると聞いていましたが、出番は一瞬でしたね。
 
メンバーの一員で出演したジャネール・モネイは、今作での演技で賞レースに食い込み始めてますけども。
観てみると、なるほど、とっても良い役でしたね。
 
メンバーのボス的な役はエドワード・ノートンでしたけども。
 
ビジネスで1発当てた「富豪のクソ野郎」というキャラクターがハマっていました。
 
エドワード・ノートンって、素の顔がニヤけているじゃないですか〜。
 
口元が常に「含み笑い」というか〜。
 
生まれつき「半笑い」面なんですよ!
 
あの顔は、こういう活かし方もあるんだな〜、と思いました。

 

 


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