「魔法にかけられて2」★★★ [映画日記]
エイミー・アダムスの出世作に、続編が出来ました。
2022年11月に「Disney+」で配信開始〜。
ディズニー映画でありながら、ディズニー・アニメ映画をパロディ化、現実におとぎの国をブレンドした世界観が楽しいミュージカル・コメディ作品ですけども。
おとぎの国から現実にやってきたプリンセス系・天然キャラ役に、エイミー・アダムスがハマりすぎていて笑いました。
顔からハマってますよ、元から姫面ですから!
ど派手なドレスも似合っています。
「全身ピンクハウスでキメてきた森尾由美」みたいなオーラを放っています!
楽しいとき、落ち込んだとき、ところかまわずお歌で心象を表現。
いかにもディズニーっぽい、どミュージカル・ソングですよ!
そうかと思ったら、今度は狂ったようにハードに踊るエイミー・アダムスが圧巻。
何をやられせても、めちゃめちゃ上手〜い。
「ディズニー調のおとぎ話って、甘い悪夢なんだな」と思わせてくれる、圧倒的な存在感でした。
シリーズ1作目から、夫役としてプシ夫も続投。(←パトリック・デンプシー)
その他、ジェームズ・マースデンやイディナ・メンゼルさんも続投して「かけられファミリー」再集結〜!
イディナ・メンゼルさんなんて、アラフィフなのに前髪下ろして、ブリッブリのお姫ドレスで登場〜。
面白いです、その「イタさ」も!
ジェームズ・マースデンよりも、イディナ・メンゼルさんの方が多めに顔を出していましたけども。
それは、主題歌っぽいメイン曲を歌い上げているからでしょうね。
なんといっても「アナ雪」のエルサ役で主題歌を歌い、1発当てた人ですので。
「せっかくエルサがいるんだったら、歌って稼いでもらう」という上層部の腹づもりなのかもしれません。
「現実世界でも、おとぎ話のような夢や希望を信じることは良いことだ」というような作品テーマかと思われますが。
物語の流れとしては、まあまあ行き当たりバッタリな感じで、少々アラも目立ちますでしょうか。
夫役もジェームズ・マースデンも必要なキャラクターではなく、今回どんな風に活かすべきか「脚本家の筆の迷い」を感じる活躍場面になっていましたけども。
全体的には、ガヤガヤ、ワイワイしていて楽しかったです。
エイミー・アダムスが製作を兼ねている、ということもあるのか、主人公ジゼルは「夫の連れ子を、苦労して育てている母親」として登場。
既婚・子持ちのプリンセスですよ!
ジゼルのドレスとか、デザイン的なものも含めて大人っぽいし、大人のディズニー映画という感じになりましたね。
大人女子仕様ですよ!
悪役の女性役でマーヤ・ルドルフが出てきましたけども。
マーヤ・ルドルフって、実生活では巨匠ポール・トーマス・アンダーソンの内縁の妻。
ポール・トーマス・アンダーソン作品に主演経験のあるエイミー・アダムスが、マーヤ・ルドルフに出演依頼をしたんじゃないか、と思っています。
ポール・トーマス・アンダーソン宅に、挨拶に行ったんじゃないかと妄想しています、菓子折り持って!
待ちこがれて観ました。
ジゼルの善と悪のいったりきたりが面白かった。
しかし、エイミーさん、貫禄ありすぎて、
姫にはちょっと難しくて、期待してたので残念だった。
by けい (2022-12-07 20:22)
けいさん。
ジゼルの善悪行ったり来たりは、演技力が全開で、エイミー・アダムスの器用さが良く出てましたよね〜。今回のエイミーさんは、姫というようり、肝っ玉母ちゃんみたいでしたね、見た目は。性格は、がんばって「姫寄り」にしてましたけど、この続編はストーリーも設定も難しいものがありましたね。
by のむら (2022-12-07 23:48)