「エンド・オブ・ロード」★★★ [映画日記]
ハリウッドにて。
何十年間も仕事が途切れないクイーン・ラティファさんですけども。
たいしたお方ですよ、競争社会で「食いっぱぐれ」なしとは!
持ち前の「大仏顔」で、基本的には人情系の母親役が多いですけども。
歌える人なので、映画やドラマの「歌もの」にも多数出演。
持ち芸は、「大仏顔」と「のど自慢」!
最近は、「戦う女」ジャンルにも踏み込んできたようです。
ご時世ですね、強い女性の時代ですから!
そんなクイ子さんが主演したサスペンス作品が、Netflixオリジナル映画として、2022年9月に配信開始〜。
今回クイ子さんが演じた役はシングルマザー。
トラブルメーカーの弟と、ティーンエイジャーの実子2人を連れて、自家用車に乗って旅行に出発〜。
家計が苦しくなり、田舎の実家に引っ込むことになったという、「母子家庭のワケあり旅行」ですよ!
そんな道中、白人至上主義の土地にて、白人の不良に絡まれるクイ子さん。
家族を守るため、何にも悪くないのに、不良に謝罪するクイ子さん。
「申し訳ございませんでした、白人様」と頭を下げて、悔し涙のクイ子さん!
米国の視聴者は、心を鷲掴みにされたことでしょう。
この時点で別タイトルを付けるとしたら「憎し白人」ですよ!
米国には「白人至上主義の土地がある」っていうのが、なんともイヤな感じですよね〜。
そのうち、大金が絡む犯罪に巻き込まれる一家。
見知らぬ土地で、クイ子さんが凶悪犯に脅されまくるという展開です。
監督はショッキング・スリラー系の人なので、今作も見せ場はショッキング・スリラー寄りなのですが。
人種差別ネタを少し盛り込んでいる点が特徴になっていますね。
山椒のように効いていますよ、人種ネタ!(←ああ、うな重食べたい)
クイ子さんは製作も兼ねている、ということで。
クイ子さんの設定が、「武術に長けた看護師で、正義の人」という、欠点なしの盛りキャラに!
悪党に捕まると反撃、ケガ人を見つけると応急処置、金を拾うと交番に行きたがる、という、天使みたいな母ちゃん像なっていました。
アクションも、まあまあ様になっているクイ子さんなのですが。
クイ子さんて、ふっくらされてるじゃないですか〜。
走り回る場面とか、「ハアハア」してる気が。
心臓への負担が気になって困る〜。
「救心」を送ってあげたくなりました。
「米国には白人至上主義の土地があるっていうのが、なんともイヤな感じです.....」
基本的には 、ワシントンD.C. (アメリカ合衆国の首都)とヒューストンの間...
by サンフランシスコ人 (2022-12-09 04:24)
サンフランシスコ人さん。
米国では有名な土地なのですね。勉強になりました!
by のむら (2022-12-09 19:50)