「ミー・タイム」★★★ [映画日記]
売れてますね、コメディ男優のケヴィン・ハートさん。
稼いでますね、ガッポリ!(←言い方)
米コメディがウケない日本市場では、出演作が劇場公開されづらい人材ですけども。
コロナ期からは、配信スルーになった映画でよく見かける「ケヴィン・ハート映画」。
「コロナ特需で売れたもの」みたいな人材になってますね!
今作は、2022年8月に配信された、Netflixオリジナル映画です。
ケヴィン・ハートさんが演じる主人公は専業主夫ソニー。
ついに、映画の主人公も「主夫」の時代に突入〜!
ビジネスが成功している妻をサポートし、家事と育児に専念しているソニーが、自分1人の時間を楽しむために休暇を取ったものの、騒動に巻き込まれるというお話。
結局、物語の中では「専業主夫をしている場面」は少ないですね。
延々と「専業主夫の仕事」を描いても面白そう、と思いました。
専業主夫が主人公の作品って、ありそうで、ありませんのでね。
ソニーと疎遠になってしまった悪友ハック役は、なんとマーク・ウォールバーグですよ。
マー君がケヴィン・ハート主演作をバックアップ!
さすがマー君が出てくると、画面が華やか〜。
なんだかんだ言ってもスター様〜!
頼りになる「映え要員」になっていました。
「働き方」と夫婦の関係性を描きつつ、ケヴィン・ハートとマーク・ウォールバーグの友情も取り上げていて、盛り盛りの内容でしたけども。
とくに友情物語には重要性を感じませんでした。
マーク・ウォールバーグ、要らなかったんじゃないかな。(←コラーッ)
米国製らしく、セクシーな要素を含んでいて、エロチック・コメディとしての一面も。
そうかと思えば、子供ウケする「動物ネタ」や「便ネタ」も豊富で、やりたい放題。
あらゆる種類の「笑い話」に手を出していて、いくらなんでもカオスです。
まとまらないですよ、雨の日の髪型みたいに!
脚本の中に「なんでもいいから、面白いことを入れてやる」という気構えは感じました。
ヤケクソの心意気ですよ!
それらの小汚いネタをこなすケヴィン・ハートですが、なぜか清潔感は保っています。
不思議と、汚れきらない人。
油っぽくないんですよ!
ケヴィン・ハートの好感度を見た気がしました。
寝る前にベッドでNetflix番組を鑑賞するという、米国の一般夫婦。
そんな視聴者が、ワイワイ言いながら楽しみそうな「米国流・ベッドサイドのだんらん映画」になっていました。
ブレット・トレインで「おじん」というワードを見た時から、マー君どうしてる?と思っていたので、ドンピシャでした!
ありがとうございます。
・・・マー君=おじんで定着しているところが、どうなんでしょうとは思いますけどね。(笑)
by ぽん♪ (2022-09-14 06:15)
ぽん♪さん。
「おじん」でマー君のことを思い出したんですね!マー君は「若見え」するタイプの「若おじん」ですよね〜。今作では脱いでいたのですが、体に筋肉がしっかり付いているし、これは、たいしたおじんです!
by のむら (2022-09-14 20:30)