「アダム&アダム」★★★ [映画日記]
Netflixオリジナル、2022年3月の目玉作品です。
主演は最近よく見るライアン・レイノルズですよ。
この人は働きまくりですね。
稼いでますね、お子さんのおしめ代から学費まで!
今作のジャンルはタイム・トラベル系SFです。
レイノルズは、2021年のヒット作「フリー・ガイ」でもコンビを組んだショーン・レヴィ監督と再タッグ。
2人でプロデュースもしています。
よっぽど気が合った、というか、コツを掴んだのでしょうね儲け方の!
「フリー・ガイ」のときも「バック・トゥ・ザ・フューチャーを目指した」みたいなことを言っていたレイノルズですけども。
「フリー・ガイ」よりも今作の方が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」っぽいですね。
こっちの方がアレっぽいです!
メカのデザインや挿入歌が1980年代風だし、今にもマイケル・J・フォックス殿下が出てきそう〜。
劇中では、2050年に生きる主人公アダムがタイムスリップして、12歳の自分と合流。
コンビで悪役と戦う、みたいな展開です。
12歳のアダムが、知らないことを大人のアダムに問いかける形で、物語の設定を全部説明してくれるという親切設計。
まるで「FAQ」の朗読会みたいでした!
途中でアダムの父親が出てきますけども、演じているのはマーク・ラファロなんですね〜。
マーク・ラファロがボケて、ライアン・レイノルズがツッコミを入れる、みたいな構図が楽しい〜。
ホント、マーク・ラファロってボケ役が似合いすぎてて自然〜。(←ホメ言葉)
頭良さそうに見えて愉快、っていう、「天然もの」の味わい〜。(←ホメ言葉)
2人の「バディ映画」に仕立てたバージョンも観てみたくなりました。
そんな2人による「父子ドラマ」を組み込んだ物語も、どこか1980年代風でしたね。
ゲスト・キャラクターとしてゾーイ・サルダナも登場〜。
顔を青や緑の絵の具で塗っていないサルダナを、久々に見ました。
久々の素顔でしたけども!
なんだか少し老けた気がします。
青や緑の顔で演技している間に、月日が過ぎてしまったのかもしれません。
もしくは、青や緑の絵の具で顔が荒れてしまったのか。
ゾーイ・サルダナの女優稼業も大変!
悪の女幹部みたいな人が出てきて「誰だろう?」と思ったら。
演じているのは、まさかのキャサリン・キーナーでした。
黒マント姿でのふてぶてしい態度は、まるで女ダースベイダー!
若い頃のキャサリン・キーナーまで出てきて、新旧ツーショットが実現していましたけども。
若い頃の顔部分は、思いっきりCG加工されてました。
小ジワをボカシてんの、あからさまに!
そのツーショットは美容整形外科の広告の「施術前、施術後」みたいな構図になっていました。
演技派の豪華キャストが集まりましたが、やってることはB級というのが面白いです。
贅沢とB級の間を行ったり来たり。
香料使用の永谷園「松茸の味お吸いもの」みたいな風情でした。
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