「355」★★★ [映画日記]
コロナ前。
ジェシカ・チャステインが、女性だらけのスパイ映画を作りたがっている、と聞きました。
「あの子が最近、何か企んでいる」と!
「へ〜、その映画、面白そうじゃん」と思いながら、コロナ全盛期をボーッと生きていたら。
それは、いつの間にやら仕上がっていて、2022年2月に劇場公開されていました。
公開を知らないままに3月になり、あやうく公開終了になる寸前、夜の映画館に駆け込みましたよ。
「駆け込み寺」にでも駆け込む気分ですよ!
タイトル「355」が地味すぎて、公開情報を見逃してたのかも〜。
豚まんのお店と勘違いしてたのかも〜。(←それは「551」)
タイトルは分かりやすく、ズバリ「女スパイ大作戦」で公開してほしかった〜!(←かっこ悪いですか)
本編を鑑賞してみたところ、なるほど、これは完全に「女性版・ミッション・インポッシブル」ですね。
100%「インポッシブル・ガールズ」ですよ!
世界各国から集結した女性諜報員チームが、サイバーテロを防ぐべく隠密活動をする、というアクション満載の娯楽作品。
当然、彼女のたちの敵は男性で、ムカつく男性たちをバッタバッタと倒していく女性諜報員チームが痛快でした。
ジェシカ・チャステインが演じる役は主人公で、「ミッション・インポッシブル」で言えばトム・クルーズ的な、リーダーっぽい存在。
ジェシカ・チャステインは製作も兼ねているのですが。
同じく製作した過去の主演作「AVA/エヴァ」でも見せた、「華麗なドレス姿で、男と大乱闘して勝つ」という場面が今作にもありました。
どうしても、華麗なドレス姿で、男と大乱闘したいのでしょうね。
きっとジャージじゃダメなんですよ!
ドイツの一匹狼的な諜報員役ダイアン・クルーガーがステキです。
女豹のようなお姉様でした。
ITの専門家役はルピタ・ニョンゴで、騒動に巻き込まれる心理学者役はペネロペ・クルスという。
仕事のできる女たちが大集合〜。
これは本当に良い企画〜。
この映画の企画書なら、どこの上層部もハンコを押しそう〜。
シャチハタじゃなくて母印を押しそう〜!
ペネロペ・クルスが異常な若見え〜。
29歳くらいに見えなくもない美魔女っぷり。
ペネロペ・クルスって、髪の毛の量が多いじゃないですか〜。
すごいじゃないですか〜毛量!
加齢で髪のボリュームがペタッとならないから、若く見えるのではないか?
若さの秘訣は毛量なのではないか?…そのことだけを考えながら作品を鑑賞しました。
ペネロペ・クルスは、今後も「レディスアデランスいらず」だと思います!
物語の途中で中国女優のファン・ビンビンが出てきて、舞台も中国になったとき。
「中国資本が入った映画だったのか」とピンときました。
ファン・ビンビンでピンときたんですよ!
そう言われてみれば、中国でも安心して上映できるように、過激な暴力表現は無かったと思います。
近年「強い女性像」を打ち出しているジェシカ・チャステインが、本格的に仲間とチームを組んで男を倒し始めた作品。
「ジェシカ・チャステインの派閥」が誕生した作品でした。
面白そうですね。終わってるのでレンタルになったら見ます。ジェシカって髪型で雰囲気変わりますね。そして、ビンビン、ニョンゴ、と女優さんの名前もなんか面白い。
by berry (2022-03-15 23:50)
綺麗に戦って勝つって、よほど強いか、よほど信念がないかじゃないと大変ですよねー。
最近、孤狼の血level2を観て、のむらさんの感想を読んでたところだったので、美女軍団の大乱闘が、鈴木亮平に負けちゃってて、中身が入ってこなかったので、頭が冷えたころに観てみたいです。
by ぽん♪ (2022-03-16 06:35)
berryさん。
確かに、ビンビンとかニョンゴとか、名前が面白すぎる〜!2人は「ビンビン&ニョンゴ」という名のコンビを組んでも、いける気がします、インパクトあるので。レンタルされたら観てみてくだささいね!
ぽん♪さん。
孤狼の鈴木亮平さんと比べちゃうと、女優陣は美しすぎてかないません。孤狼の鈴木亮平さんは特別ですね。亮平さんは、その演技で日本アカデミー賞もとったし、出世しましたよね〜!
by のむら (2022-03-16 20:51)