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「リスペクト」★★★ [映画日記]

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アメリカの歌手アレサ・フランクリンの半生を再現した伝記映画ですけども。
 
たっぷりあるよ、本編時間は約2時間半!
  
アレサが10歳の頃から始まりますから。
 
子役から始まるんですよ、朝ドラみたいに!!
 
10歳の頃から、「お歌の天才少女」としてブイブイ言わせていたアレサ。
 
地元で有名な子!
 
しかし、少女への褒め言葉が「見た目は10歳、歌声は30歳」て。
 
「老けてるよね」って言われいるかのごとく!
 
せめて「歌声は20代」にしてあげたくなりました。
 
成長したアレサを演じているのは、ジェニドンですけども。(←ジェニファー・ハドソン)
 
ミュージシャンの伝記映画ですと、劇中歌の表現は「役者本人の歌唱」か「口パク」かの二択ですけども。
今作では、アレサの曲を、ジェニドン自身が歌いまくり〜。
 
すんごい量の曲を吹き込んでいる!(←カセットテープかい)
 
ジェニドンの歌声を、一生分は聴いた気がする2時間半!!
 
歌唱力は素晴らしく、どの曲も聴いていると感動して震えた〜。
 
アレサもジェニドンも、歌声に「泣き」が入るところが共通点〜。
電車の中でイージーリスニングするよりは、映画の中でどっぷり浸りたい曲の数々でした。
 
楽曲製作の裏話、仲間や家族との関係性を描きつつ、クライマックスは代表的なライブ場面に。
 
同ジャンルでヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」を手本としたのでしょうか、構成は似ていました。
 
「ボヘミアン・ラプソディ」みたいに、最後はドカーンと盛り上がりはしない。
 
心に花火は打ち上がらない!
 
それをカバーするかのように、本編終了後は、本人の歌唱映像が流れて盛り上げてました。
 
本人がフォローしたんですよ!
 
アレサについての秘話は盛り盛り〜。
 
秘部の大売り出し〜!
 
まずは、成長したアレサには、まあまあ大きなお子さんが何人もいるのですが。
その時のアレサは、まだ若干25歳ってビックリ。
 
腹の休まる暇がないではないか〜!
 
あんだけ生んで、よく音楽活動もやれたな〜、と思いました。
 
妊娠の謎には衝撃も受けました。
 
アレサの曲でコーラスを担当しているのは、姉妹たちだったんですね。
 
姉妹で稼いでいたんですよ、由紀さおり・安田祥子姉妹みたいに!
 
曲をアレンジしたり、ツアーに同行したバンドのメンバーが、ほとんど白人っていうのも意外でした。
 
アレサのお父さんは、有力な牧師さんだそうで、アレサも幼い頃から良い暮らしをしていてビックリしました。
アレサの持ち味である「教会っぽい雰囲気」は、お父さんの影響だったんですね〜。
 
歌唱力は、母親ゆずりだというのも、初めて知りました。
 
アレサの誕生日に、家族が歌う「♪ハッピーバースデー、トゥーユー」も、コブシは回るわ、ハモるわでスゴーイ。
 
ソウルフル・バースデーでした!
 
「ミュージシャンもの」のお約束「マネージャーが性悪」っていう設定は笑いました。
 
「アレサのスケジュールは全部、俺様が決める」みたいな。
 
タカビー・マネージメントですよ!
 
マネージャーは悪い方が、ドラマは盛り上がりますしね〜。
 
 
RESPECT (Original Motion Picture Soundtrack)

RESPECT (Original Motion Picture Soundtrack)

  • アーティスト: Jennifer Hudson
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2021/08/13
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