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「ケイト」★★★ [映画日記]

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2021年9月のNetflixオリジナル作品なのですが。

 

アメリカ製なのに、舞台は日本ですよ。

 

ワテら日本客のために映画を作ってくだすったわい、西洋の大企業様が。

 

施しですわな、上様からの!!

 

登場人物が活躍する土地は、ほとんどが東京。

撮影はコロナ前の2019年だったそう。

 

もしかしたら、2020年の東京オリンピック時期に配信すべく製作された映画だったのかな、と、ふと思いました。

 

主人公ケイトは、女性の殺し屋ということで。

 

ジャンルは「アサシンもの」ですよ、「ニキータもの」!

 

余命宣告をされたケイトが、東京で復讐を果たすべく、ヤクザ家の小娘を連れて敵と戦う、というお話。

 

「殺し屋ミッション」「余命タイムリミット」「復讐劇」「気が合わないガキンチョを連れての、コブ付き行動」「ヤクザの抗争」という、ありがちなネタを詰め込んで具沢山。

 

ワテら日本客に向けてのサービス精神ですわな、西洋の大企業様の!(←しつこい)

 

背景は「外人が抱く東京イメージ」そのまんま〜。

 

そのまんま東京〜!

 

ブレードランナー風の近未来感、路地裏の小汚い屋台、音楽やアニメなどのカルチャー感、ヤクザの立派なお屋敷(内部では歌舞伎調の催し付き)など、あちがちな東京風景が渦巻いてました。

 

「東京あるある」映像なんですよ!

 

どの風景もクールにまとまっていて、そのあたりは、フランス人監督らしい美的センスが生きていたと思います。

 

なんでか今どき、ヤクザ同士が刀で斬り合う決闘場面なども。

外人監督は、こういう「日本っぽい斬り合い」場面が大好きだな〜、と思いました。

 

主人公ケイト役はメアリー・エリザベス・ウィンステッドですよ。

黒髪だから、日本風景にもマッチング〜。

日本語のセリフにも挑戦していて好感が持てました。

 

そんなメアリー・エリザベス・ウィンステッドが対峙していく相手は、日本の男優陣。

 

メアリー・エリザベス・ウィンステッドが、國村隼さんや浅野忠信さんを襲う!

 

國村隼さんが出てくると「おじさんの加齢臭」を感じてしまう〜。

 

タバコと、お魚をミックスしたような臭みですよ!

 

たいした存在感でした。(←ホメ言葉)

 

あとメアリー・エリザベス・ウィンステッドが対峙するのは、MIYAVIさんとか、内山信二くんとか!

 

エグ味のある面子!

 

まさかメアリー・エリザベス・ウィンステッドと内山信二くんが、一対一で向き合う日が来ようとは。

 

内山信二くんが「あっぱれさんま大先生」(フジテレビ)に出ていた頃には、想像もしませんでした。(←そりゃそうだ)

 

メアリー・エリザベス・ウィンステッド自体は、20代の頃はロングヘアーで女子っぽかったですけども。

 

30半ばになってからは、オバハンヘアー!

 

「ちびまる子ちゃん」のお母さんと大差ないヘアーですよ!!

 

しかも今作では、ほぼ全編にわたって、全身が傷まみれで、いっつも血だらけ。

 

「うああああ〜っ!」と呻きまくっている、コワーイ姉ちゃん!

 

一気にシガニー・ウィーバー化が進んでいました。

 

 

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