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「スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー」★★☆ [映画日記]

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2020年に日本公開された、ビリー・ザ・キッドが出てくる西部劇です。
 
主人公の少年リオは、とっても良い子!
 
リオが、「伝説の悪ガキ」ビリー・ザ・キッドと運命的な出会いをして、人生が変わってゆく、というお話です。
 
優等生と劣等生の絆、みたいな感じですよ「愛と誠」みたいな!
 
ビリー・ザ・キッドを殺した実在の保安官パット・ギャレットも出てきて、「娯楽風味に実話をアレンジ」という企画は面白いと思いますけども。
ムード、趣き、テンションとも、イマイチだった〜。
 
映画が始まって15分経っても、あんまり面白くならなかったから「もう観るのをやめようかな」と思いましたけども。
 
「豪華キャストの顔だけでも拝んどこう。手を合わせておこう」という気持ちで、乗り切りました。(←神社かい)
 
ビリー・ザ・キッド役がデイン・デハーンっていうのは納得〜。
 
活かされてます、悪ガキ面!
 
演技もラクだったと思う〜、素顔が既に「悪ガキ」だから!!
 
保安官のパット・ギャレット役はイーサン・ホークですよ。
 
デイン・デハーンとはSF作「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」で共演済みのイサ夫さん。
 
SFの次が西部劇って、2人とも大活躍じゃん、時空を股にかけて〜!
 
少年リオの叔父で、ストーリー中で最大の悪役を演じたのは、なんとクリス・プラットですよ。
 
裏表のない生粋のワルだし、お髭ボーボーだし、「これホントにクリス・プラットなの?」と疑うくらいのイメチェンをしていて新鮮でしたけども。
 
2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で大ブレイクして以来、初めての不発作品となりました。
 
デイン・デハーンも〜、出演映画の大体が不発、っていう子。
 
個性も実力もあるのに不思議な子!
 
打率の高いクリス・プラットの威力をもってしても、デイン・デハーンの「負け癖」には勝てなかった、みたいな結果に。
 
これだけの面子を揃えて凡作って、残念すぎる〜。
 
原案、監督を担当したのは、保安官の1人として出演もしている俳優、ヴィンセント・ドノフリオなのですが。
 
ドノフリオは、2016年の西部劇映画「マグニフィセント・セブン」で、イーサン・ホークとクリス・プラットと共演しているんですよね〜。
 
もしかしたら、ドノフリオが「マグニフィセント・セブン」の打ち上げ中に、「今度よ〜、映画を撮ろうと思ってんだけど、出てくんねぇかな」と、イーサン・ホークとクリス・プラットに頼んだのでは?!
 
酒を飲ませてりゃあ、説得するのも簡単でしょうしね、とくにクリス・プラットは。(←失礼)
 
本作では、ドノフリオの実の娘であるレイラ・ジョージも、リオの姉役で出演。
制作に、あらゆるコネクションを駆使していることがうかがえました。
 
そしてレイラ・ジョージって、実生活では、2020年にショーン・ペンと電撃結婚した人だったんですね!
 
あと2年早く結婚していれば、ショーン・ペンまでも、この凡作に引っ張り出されていたことでしょう。
 
引きずり込まれていたことでしょうよ!
 
 
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