「ポーラー・エクスプレス」★★★ [映画日記]
2004年公開のCG製クリスマス・ムービーです。
ロバート・ゼメキス監督作だし、いっぺん観てみたかったんですよね〜。
たしかゲイリー・オールドマンがフルCGキャラとして、3役くらい演じたと記憶していたのですが・・・。
観てみたら、ゲイリー・オールドマン出てナーーイ!
どこ行った、あの子!!
後で調べたら、ゲイリーが出ているCG映画は「Disney's クリスマス・キャロル」でした。
間違えたわい!
「ポーラー・エクスプレス」じゃなかった、コレジャナーーイ!!
「ポーラー・エクスプレス」で何人ものキャラを演じているのはトム・ハンクスでした。
トム・ハンクスも、さすが芸達者。
CG化されていても個性を出しておりました。
CG化されていても「トム・ハンクスだわな。アンタだわな!」と思いました。
クリスマス映画らしくサンタクロースも出てくるのですが。
普通に本物のサンタが出てくるんですよね〜。
本格的なサンタ!
天然もの!!(←ブリかい)
いまどき、本物のサンタが出てくる映画なんて珍しいので、逆に新鮮でした。
物語の舞台はクリスマスの深夜。
子どもたちが突然現れた機関車「北極号」に乗せられて、サンタの国まで行く展開。
ジイジのお里にレッツゴ〜!
DVDパッケージとかは地味なのですが、本編は派手でした。
機関車がジェットコースター化。
すんごい速度で爆走して、アドベンチャー感が満点。
「ハリー・ポッター」シリーズのアクションシーンだけ編集して、まとめたみたいな。
スリル感も多く取り入れていて、子どもが見る夢っぽい世界観。
楽しい悪夢、という感じ。
冷静に考えてみたら、深夜に機関車に乗せられて誘拐されるような話だし。
陽気なナイトメアだわな!
残念なところは、主人公の少年とか、乗り合わせた少女とか、子どもたちが1人残らずカワイくナーーイ!
2004年当時の最先端CG技術でデザインされた少年少女・・・。
質感が中途半端にリアルでコワーイ。
キャラクター・ビジネスが盛んなご時世に、こんなにも愛せないキャラがいるなんて!
キャラクター・デザインにセンスは感じませんでしたが、悪夢っぽい物語には合っているのかな〜。
主人公の少年役を演じたのは、なんと、今が旬のジョシュ・ハッチャーソンなんですね〜。
あのハチャ夫さんですよ!
これは言われなきゃ分からぬ配役。
いや、言われても分からない。
だって、本人とは完全に別の顔。
別顔をカブってっから!
ハチャ夫さんにとっては、下積みすぎる映画。
「中身」に徹して、地道に演じているハチャ夫さんに、なんだか感謝。
なんだか、ほっこり!
メリー・クリスマスと言いたくなりました。
自分も昔みたんでおぼろげな記憶しかありませんが、なにもかもCGでできたらまず俳優いらんじゃないかね、と思ったのと、子供たちがパジャマ姿かなんかで北極であんな恰好してたら凍死するワイ!と見てる間ちゅう色々な寒気に襲われた作品だったのを思い出しました。とにかくCG未発達のせいか気色悪かった。
どこか白人及び金持ち至上主義みたいな胡散臭さも感じてしまったす。
by ちびまま (2016-01-02 10:47)
ちびままさん。
観てたんですね!たしかにパジャマ姿で北極にいましたね。全く寒がることもなく…。普通なら瞬間冷凍ですね。まるで死後の世界の話でした。CG未発達の映像って不気味まのもですね。ホラーにしたほうが良かったのかも〜。
by のむら (2016-01-02 16:34)