「ピクセル」★★★ [映画日記]
エイリアンが襲ってきたヨ。
エイリアンの形状は、なんと昔のゲーム・キャラクター。
効果音はピコピコピコピコ〜！
そんでドーーーン！！
色もカラフルだしカワイイ〜。
それを人間がゲーム感覚で撃ち落すという。
楽しい楽しい大戦争〜。
うわ〜いいな〜、タダでゲームをしてるみたーい！（←小6の男児かい）
こんなエイリアンなら大歓迎だと思いました。
エイリアンを撃ち落す者は、ゲームが得意な中年男性。
これは日本人に置きかえれば、高橋名人みたいなもんでしょうか？！
エイリアンに襲われた人間は、キューブの形に細切れにされてしまいます。
お鍋に入れる「鍋キューブ」みたいな形に！
お出汁みたいにされますよ！！
「ああ、それはイヤだよね」と思いました。
「ブイヨンにされるなんてイヤだよね！」と。（←劇中のキューブは、お出汁にはなりません）
冒頭、まずは80年代のゲーム「ギャラガ」が地球を襲うのですが。
カッコイイ〜。
宇宙っぽい。
スペーシー！
古いゲームなのに、ギャラガの動きって実写に合わせるとカッコいいんだな、と思いました。
その他、サイズが人間以上のパックマンやドンキーコングもやってきたヨ、ワーイ！
それらと人間が戦う姿は、まるでバラエティ番組。
「がんばれ、がんばれ、人間。ワーーッ」と応援したくなりました。（←「関口宏の東京フレンドパーク」の客ふうに）
この映画って、人気キャラクターたちの使用権利を取っているんですよね。
許可済みですよ、メーカーさんの！
各社部長のハンコを押してもらってんの！！
担当スタッフは、許可証をまとめあげるのが大変だったろうな、と思いました。
だって、各メーカーさんの職場までハンコをもらいに行ったんだよね。
そんで頭を下げたんだよね「そこをなんとかお願いします」ってさ！
会議室で土下座したんだよね！（←「外回り」の偏ったイメージ）
そんな感じで〜。
ゲームキャラクターが実写に合成されているところが見どころなのですが。
逆に言えば、ストーリーはございませんでした。
凝っていない。
裏技ナシ！
後付けの人間ドラマはテキトーすぎて、逆に最高〜。
主人公の友達がアメリカ大統領。
その大統領も元ゲーマーっていう、ものすごい設定。
ステキだね、そのバカ設定！
主人公が高橋名人なのだとしたら。
その友達は毛利名人ってことで〜。（←誰も知らんか〜）
私はゲーマーじゃなかったので、次々と登場するキャラに懐かしさを覚えることもなく、のむらさんおっしゃる通りストーリーが無さ過ぎで正直ちょっと退屈でした。
ところで、御存知だったらゴメンナサイなのですが、この映画、フランス人アニメーターの同名短編映画を基にしていると聞いたので、その元の作品を見たら、こっちはとても面白かったです。
もし未見でしたら、こちらでドーゾ
https://www.youtube.com/watch?v=aUnyUrA34bQ
by culvergirl (2015-09-20 04:16)
culvergirlさん。
リンクをありがとうございました！映画のスタッフ表記の中に、「原作・・」ってあったので、何だろうと思ってました。
短編映像のほうが面白いですね！キューブのゴロゴロ感がたまりません。映画のキューブは、ちょっと細かすぎるんですよね〜。短編映像を作った人はセンスありますね。映画化されてうれしかったんじゃないかな〜。
by のむら (2015-09-20 13:27)
わたくしも昨日見てきたところです。昔ゲーマーじゃなかったんで
ほーそーですかーな感じだったのですが、
あの・・・！ショーン・ビーン様が死ななかった・・・！
という点で感動しました。←そこだけかよ
by stonkovic (2015-09-21 14:05)
stonkovicさん。
ショーンビーン様、出てましたね！この役、断らなかったんですね〜。最近の映画の中でのショーンビーン様は死ななくなりましたよね。うれしいけれど、昔みたいに胴体まっぷたつにされるような死に様も、そろそろ観てみたいかな。もうやってくれないかな〜。
by のむら (2015-09-21 15:58)