「鑑定士と顔のない依頼人」★★★☆ [映画日記]
鑑定士が、姿を見せない女性から美術品の査定を依頼されましたよ。
「美術系ミステリー」の始まり〜!
鑑賞後には満足感。
話がオモローイ!
作品からは、「話がよく出来た感」が漂っております。
もういっぺん最初から観て、伏線を確認したくなりました。
同時に、監督がジュゼッペ・トルナトーレ、音楽がエンニオ・モリコーネってことで。
ただならぬ高級感も漂っております。
さらに同時に、加齢臭も多めに出とりました。
ジジ臭いんですよ!
仕方ないわな、作ってる人も、出てる人も爺さんなんで。
みんな翁なんですよ!(←竹取物語ふうじゃな)
鑑定士は。堅物の爺さんなのですが。
なんと童貞っぽい。
オールド・チェリー・ボーイ!
深読みすればゲイなのでしょうが。
いや〜、他の映画に出てくるキャラにも、童貞をよく見かけますが。
童貞って「映画映え」すんね!
スターですよ、映画の中では!!
現実の童貞はショボいのにさ〜。
童貞のフシギだわな。
童貞マジックさ!
そんな鑑定士が、依頼人の女性に興味を持ち始めました。
抱きたがんの!
序盤、女性は部屋に閉じこもって姿を見せません。
カッコいい言い方をすれば「謎の女」なのですが。
要は引きこもり。
ニート女!
そして、ペンネームで小説を書いているらしいです。
ニート女が書く小説?
ジャンルはボーイズラブでしょうか?!(←イメージ)
しかも、ニート女はノーパンでした。
アンタ、ノーパンで小説を書いてんの?
もはや肩書きは「ノーパン作家」である。
ニート女が、ノーパンのまま足を開くところは見どころでした。
まさに「氷の微笑」状態。
「ニートの微笑」ですよ!
たまたま、ニート女の股間を見てしまった鑑定士。
たまたまモロに見たわい!
その後も、やたらとニート女の裸を見ることになる鑑定士。
まーね。
正直、ニート女はペチャパイでしたけども!
さすが爺さん、贅沢言わん。
老い先短いこと、分かってる!
見れるだけでありがたそうでした、ペチャパイもノーパンも!!
それに、もし爺さんがゲイならば、ペチャパイのほうが愛しやすいでしょうしね。
そんな感じで〜。
今、ストーリーを思い返してみれば、ペチャパイもノーパンも、ミステリーの謎を解く鍵になってたかも。
「美術系ミステリー」であるのと同時に、「ペチャパイ・ノーパン・ミステリー」だったのだと思う〜。
この年までチェリーボーイだと、喪失した時の衝撃は、健康面とかでどうなんでしょうか?など、余計な心配をしてしまいました。予行練習(?)はしてるから大丈夫なのかな?
ビルカニンガムさんのドキュメンタリー映画ちょっと前に観ましたけど、恋愛したことないとおっしゃってたので、チェリーボーイかもですね。82歳とかですけど。
by 丸坊主のポメラニアン (2013-12-26 08:10)
丸坊主のポメラニアンさん。
60歳くらいだと、健康面はまだギリギリ大丈夫かもしれません。でも気をつけないと、初めてであるのと同時に最後なりかねませんよね。最中はペース配分に気を配っていただきたいです。
ビルカニンガムさんて82なんですか!けっこういってるんですね。それで恋したことないなんて、そんな人生もあるんですね。今からでもがんばっていただきたいです。
by のむら (2013-12-26 09:46)
彼女があの格好で彼に見えるように座るのは意図されていたわけですが、そこからさらに足の親指を咥えるアクロバティックなポーズは果たして演出だったのか、アクシデントだったのか。
こう来たらこう見せて、とかお稽古してる様子とか想像すると、プププと笑いが漏れます。
by inuneko (2013-12-29 09:11)
inunekoさん。
足の指をくわえるポーズも、きっと練習してから実行したんじゃないかな。普通くわえませんもんねぇ、足の指。
そんなアクロバティックなポーズができるのもお若い証拠。爺さんはうらやしかったと思います。年とってあんなポーズしたら、足がつりますんでね。
by のむら (2013-12-29 14:20)
まぁ何にしても女を信用して家に入れた時点であぁこりゃ最後展開があるんだなって思ってしまったな想像つくのに観るのは辛いけど目が離せなかった 2回め観たらまた違うんだろうな。。。。
by r (2014-01-12 19:43)
rさん。
2回観ると新たな発見がありそうな作品ですよね。一部の劇場では、半券を持っていくと1000円になるみたいです。(まー多分観ないけど)
とくに女の行動を確かめてみたいです。いろいろとかわいそうな話でしたよね〜。
by のむら (2014-01-12 19:53)