「ザ・レイド」★★★ [映画日記]
舞台は、犯罪者軍団が住むマンション。
家賃はヘロイン!
住人が携帯しているものはスマホじゃありません。
ナタ!!
ああ、ヤなマンション…。
ヤな中古マンション!
築何年目ですか?(←どうでもいいですか)
そこには、マジメな一般人も住んでる、ってところがオモロいです。
暴力に怯えながら暮らしてんの。
も〜引っ越したら?
ホーンテッド・マンションに。(←それもイヤですか)
そんな物件にSWAT隊員が突入〜。
ひたすら犯罪者と戦い続けるという、硬派なアクション・ムービーになっております。
劇場の客席には、多数の男性客が鎮座。
阪神タイガースの野球帽をかぶってそうな。
かばんには、「週刊プロレス」が入ってそうな男性客さ!(←イメージ)
そんなお客さんを前に、まずは「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」の予告編が上映されました…。
よりによってファッション・ムービー。
「お洋服映画」ですよ!
男性客キョトーーン。
響いてない…。
その予告編、今回の男性客には全く響いてませんけど!?
…そんな光景に苦笑いたしました。
本編は男臭かったです。
前半は銃撃三昧、中盤からはインドネシアの格闘技、シラット三昧ですよ。
ただケンカするだけじゃございませんでした。
割と人間ドラマを入れてます。
ドラマという具を挟み込んでるんですよ、山崎パンのランチパックみたいに!
そんで「肉体的な暴力よりも、悪い心が一番怖い」みたいなテーマを紡ぎ出しております。
格闘しながら、格言みたいなことを語り始めるんですよ坊さんみたいに!
雑に見えても、中身はご立派なのでした。
出演者はアジア人なんですけども。
監督・脚本を担当した方は白人なんですね。
格闘しながら、ナイフで刺したり銃を撃ったり、「ちゃんぽん」しちゃうところが白人っぽいのかな〜、と思う。
格闘技シーンの演出が過激でビックリ。
コンクリートの柱に、頭ガーーン!
コンクリートの床に、背中からドーーン!
いちいちコンクリ!!
痛々しかったです。
やってる人は、明らかにケガしてる。
ちゃんと持ってるのかな、保険証。(←余計な心配)
主人公を演じた若手男優は、本当に格闘技の使い手らしいけど。
さすがにお若いだけのことはある。
身が軽い!
アンタ絶対「ギックリ腰」知らず!!
体格は小柄で、外見は強そうに見えないところもギャップがあってイイです。
ちなみに顔はハル・ベリーに似てました。
あのボンドガールにさ。
わたくしが観に行ったときも客のおっさん率がとっても高かったです。
首つかんで背負い投げしてるの見たときにはさすがにそこまでしなくても…と思いました。
エンドロールでNG集があるとホッとするので次回作に期待したいです。
by こけし先輩 (2012-11-09 13:22)
こけし先輩さん。
観たんですね!
そこまでしなくても、と思う技のオンパレードでしたよね。
僕は、悪者がナタをくわえて上の階まで壁をよじ登るシーンにビックリしました。階段なんて使わないんですよね〜、みんな。
次回作を作り続けるうちに、誰か死ななければいいのですが。
by のむら (2012-11-09 13:55)
予告編の光景にコーヒー吹くところでした!危なかったです~。
by ゆみ (2012-11-09 14:39)
ゆみさん。
コーヒータイムにコメントをいただき、ありがとうございます!
吹き出さずにゴックンできたようで、こちらも胸を撫で下ろしました〜。
by のむら (2012-11-09 20:51)
公式HPで予告編観ました。凄いですね...(退いてる)
有楽町でやってますか。便利なんですけどね....
by 怪しい探麺隊 (2012-11-10 11:23)
怪しい探麺隊さん。
アジア映画で時々見かける「本人が本気で格闘する」タイプのアクション映画ですね。それを白人が作ってる、というところが珍しいと思います。
僕は渋谷で観ましたが、有楽町ではファッション映画の予告編は流れなさそう〜。
by のむら (2012-11-10 15:26)