「わたしを離さないで」★★★ [映画日記]
主役はキャリマンかい。(←キャリー・マリガン)
本篇が始まった瞬間「わたしは介護士」と自己紹介するキャリマン。
なるほどネ。
キャリマンて、介護しそうな顔してる。
おじいちゃんの紙おむつ、世間話をしながら上手に替えてくれそな顔してる。
アテント面さ!
このアテント女優!!
ボクちゃんも、年をとったら紙おむつを替えてほしい。
ボクちゃんが寝たきりになったらキャリマン、アンタを指名するからね!
裸で大の字になって待ってますから!!
話が始まると、まずはキャリマンの子供時代。
子役が似てる・・・。
キャリマンに顔がそっくりである。
このアテント子役!(←しつこい)
おかげで、子供時代と大人時代の絵的な壁がなくなり、話に集中できました。
キャリマン自身は、10代から20代後半くらいまで演じておりますが。
キャリマンのイイところは、若さも老けも表現できるところ。
アンタ、若いんだか老けてんだか分からないんですよ!
ホント「白木みのる」みたいな女さ!
よく見ると、肌はたるんでんのにな〜。
一見、たるんでないんだよね。
「化かし上手」だよタヌキ並みに!
10代の姿で出てきたキャリマン。
生娘ですよ!!
キャリマンの出世作「17歳の肖像」においても、いい歳ぶっこいて生娘役でしたけど。
アレでオスカーノミネートまでされましたからな。
だからもう手慣れたもんです。
「生娘の仕草なんて、ここをこうして、こうすりゃいいのよ!」みたいな、堂に入った感が。
「男なんてね、こういう生娘の仕草に弱いのよ。イチコロなのよ!」みたいな、自信もあふれておりました。
もはや「プロの生娘」である。
おそらく良いAV女優になるであろう。(←ホメ言葉)
さらに話は進み。
メンズに抱かれたくても抱かれやしない状況が何年も続き、欲求不満で悶々としてる風のキャリマン。
ついに、落ちてるエロ本に手を出した!
エロ本めくって性教育ですよ。
性の自習さ!
なかなか良い展開でございます。
できればエロ本を読んでる最中は、少々鼻息を荒くしてほしかったな。
鼻からお汁が垂れるくらいに荒々しくさ。
種馬を見習うんですよ!
発情期の!!(←荒すぎますか)
その後のキャリマンは、なぜか亀の玩具をイジりながらボンヤリ過ごしておりました。
きっと、亀の玩具をイジっていると落ち着くのであろう。
生娘には、亀の玩具がお守りなんですよ!
気分が高まると暗い部屋で一人、ヘッドホンで音楽を大音量で聴くキャリマン。
♪抱いてほしい〜〜っ、♪離さんといて〜〜っ、みたいな、そんな曲の歌詞を、瞬きするのも忘れて聴いてます。
もうキャリマン、欲求不満が爆発寸前。
重いわい!
中島みゆきの「夜会」に、1人で行ってしまいそうな女だったよ。
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私、この作品、原作読んでて内容知ってるんですが
(そして明日観に行く予定ですが)
割とシリアスな作品として評価されてる話を
(まぁ、賛否両論ありますが)
ここまで下ネタだけでひっぱったのむらくんはスゴイ!
さすがハリウッド小僧! くだらない!(褒め言葉)
と感心しました。
キラナの事もアンドリューガーフィールドの事にも
いっさい触れず……。
キャリマンは何かのインタビューで
「わたし、原作を読んだ時に『絶対この役をやるわ!』と
決めていたの」とかなんとか言ってたらしい。
本人も重いタイプかも。(いや、知らないけど)
by まかれな (2011-04-01 10:43)
まかれなさん。
そう言っていただけて、本当にうれしいです〜!
意図を理解してお読みくださり、ありがとうございました。
僕もこの映画日記を書き終えたときは、何か達成感がありました。
おそらくナタリーポートマンが「ブラックスワン」を演じ終わったときの達成感に似ていたでしょう・・。
今回のあなたのコメントは、ナタリーポートマンにおける最優秀主演女優賞に匹敵ですよ!
by のむら (2011-04-01 21:02)
映画を見て、その後原作も読んだんですけど、…あれ?
キラナとガーフィールド君に触れないどころか、内容にも大して触れ…いやネタバレにならないようにかな?
やさしい心遣いですね。
でも結局は「抱くか・抱かれるか」ということになる、そんなハリウッド小僧!くだらない!(って言うと褒めてることになるのですね…?)
キラナは直接監督に電話をかけて役をゲットしたんですよ。
なにやら「キャリマンとは親友だから」という売り込みだったって。監督さんが言ってました。
by それいゆ (2011-04-03 23:33)
これ、ここで読んで何となく観たのですが…
警告お願いしまする(笑)。
キーラナイトレイのガイコツ顔が見事に生かされていましたね…
あとの2人の追い上げっぷりも見事でした。
しかし切なさ過ぎる…。
私ごときに「アンチクライスト」はきっと観れないと思います~w(でも観てみます)
by とんび面 (2011-04-04 16:06)
それいゆさん。
ええ結局「抱くか抱かれるか」でございます〜!
今回の日記で、くだらなさを表現しきった気がして満足しております。
今後もこの調子で参りますよ〜!
キラ奈は電話一本で役をゲットなさいましたか〜。
ま、役には合ってましたよね。子役もキラ奈と同じで、お口がアヒルだったのが気がきいておりました。
とんび面さん。
せつないですよね〜!
いや〜僕もせつなかったですよ〜。ホントに〜。
キラ奈はガイコツ面で怖かったですね〜。
キラ奈とキャリマンが同い年なのは分かりますが、アンドリューガーフィールドは年下に見えました。
「アンチクライスト」?フフフ。最後までがんばって鑑賞してくださいネ。
by のむら (2011-04-04 23:01)
キャリー・マリガンの、
若いんだか老けてんだか分からないその容貌は、
日本でいえば、安倍なつみみたいなものでしょうか。
(私のアイドルの知識は、モーニング娘で止まっているようです。
すみません)
キーラ・ナイトレイとキャリー・マリガンは、
「プライドと偏見」で共演していることを
さっき知りました。
マリガンの事は全く覚えていないのですが、
チョイ役だったのでしょうか。
それがこの映画では、
ナイトレイと同等か、それ以上。
出世したものです。
by 青山実花 (2011-04-16 21:58)
青山実花さん。
そうそうキャリーマリガン。「プライドと偏見」に出ていたなんて、全く気づきませんでした。あの映画って、女子の脇役なんてほとんどいないし。絶対にチョイ役でしょうね!屋敷のお手伝いさん、とかじゃないでしょうか。お手伝いしてそうな顔してますし。
今は、どっちかっていうと、ナイトレイよりマリガンのほうに追い風が吹いている気がします。流行女優の移り変わりって、サイクルが早いですね。
by のむら (2011-04-17 12:59)