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発表!第1回(2003年度)ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは・・・

毎年3月初め頃。
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、
はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかからなかった
言ってみりゃあ毒にも薬にもならなかった作品や者どもに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞である。



2003年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「ギャング・オブ・ニューヨーク」
受賞の理由:構想に30年、予告編は公開の 1年も前から上映され、テロの影響で公開遅延など、観賞前なのにもう大騒ぎ。その割に見た者の感想は「まあまあよかったんじゃない?」程度だったから。アカデミー賞において、助演だと思われたダニエル・デイ・ルイスはなぜか主演でノミネートされてるしで、ワケが分からなかったから。


★最優秀監督賞・ブレット・ラトナー(とや ら)(「レッド・ドラゴン」)
受賞の理由:まずは30代前半の若手監督に この仕事を振り分けた映画会社の偉い人の冒険心を買うから。普通の脚本で若手監督が撮ったヒットシリーズの続編なんて普通なら「ラジー」直行のはずだが、「悪くはない。良くもないけど」という半端な評価だから。それでも胸をなで下ろす監督の姿が目に浮かぶところが微笑ましいから。さらに撮影中エピソードとして、「いや~、スタジオではずっと役者さんたちにしかられっぱなしだったよ」の言葉に、思わず同情してしまったから。


★最優秀主演男優賞・リチャード・ギア (「運命の女」「シカゴ」)
受賞の理由:出演作の共演女優を次々とアカデミーに送り出すも、当の本人は完全無視されて、いくらなんでもかわいそうだから。


★最優秀主演女優賞・ダイアン・レイン(「運命の女」)
受賞の理由:ようやくアタリ役を得て「受賞チャンスは今しかない!」的・アセる女心が分かった気がするから。


★最優秀助演男優賞・ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」)
受賞の理由:ホントは出演したのに、そのシーンを丸ごとカットされてしまう不運、そしてシリーズ前作では最大の見せ場を引き受けるも、アカデミー賞ノミネートはイアン・マッケランに持っていかれ、そろそろ「話が違う!」とキレそうだから。


★最優秀助演女優賞・ララ・フリン・ボイル(「メン・イン・ブラック2」)
受賞の理由:触手を持つヘンテコリンなエイリアン役でラジー賞にノミネートされるも受賞にいたらず、「シャレにもならない」状態に陥ってるから。


★最優秀長編アニメーション賞・「リロ&ス ティッチ」
受賞の理由:たかだか「リロ&スティッチ」の分際で「千と千尋」の対抗馬としてふんぞりかえっていたその度胸には目を見張るものがあるから。



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