発表！第２回（２００４年度）ラヴ・ハリ・アカデミ～賞

＊「ラヴ・ハリ・アカデミ～賞」とは・・・

毎年３月初め頃。

過去１年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、

はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかからなかった、

言ってみりゃあ毒にも薬にもならなかった作品や者どもに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞である。

２００４年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「ターミネーター３」

受賞の理由：作られちゃったなら、おもしろくなくても見るしかないし、ターミネーターはサイボーグなのに年とる一方だし、ジョン・コナー少年は２作目とは別人が演じてるしで、「金と会社とスターの都合」丸見え状態なのが近年一番の失笑を誘ったから。駄作と決めつけていたが、ラジー・ノミネートはされてないところも謎めいて、シュワルツネッガーの政治力を感じさせてくれたから。

★最優秀監督賞・アン・リ－（「ハルク」）

受賞の理由：アメコミ映画だというのに、ク ライマックスはピンスポ浴びてのセリフ劇・・・。ド派手な業界にアート感を投入してくれたのは意外に・・・迷惑だったから。今となっては、監督自身がアクションするＣＧハルクのメイキング映像は「お寒い！」の一言に尽きるから。夏の盛りにあの監督の姿を思い出したしたら、ひんやりしてきっと役に立ってくれそうだか ら。

★最優秀主演男優賞・クリスチャン・ベール（「リベリオン」「サラマンダー」）

受賞の理由：次回「バットマン」に抜擢されるも「彼じゃ微妙」と、案の定ウワサされる始末だから。

★最優秀主演女優賞・ダコタちゃん（「コール」）

受賞の理由：天才子役っぷりで息巻いているが、「珍獣見たさ」で客が入っていることに気付いてないから。

★最優秀助演男優賞・ローレンス・フィッシュバーン（「マトリックス・レボリューションズ」）

受賞の理由：シリ－ズ１・２作目では活躍するも、肝心の完結編では隠居状態。「彼の存在って必要だったの？」と素人ですらカンづき始めて、かわいそうになってきたから。

★最優秀助演女優賞・デヴォン青木（「ワイルド・スピード×２」）

受賞の理由：「顔にインパクトがあればハリウッドスターになれる」とでも思っていそうだから。そうは問屋が卸さないから。