「17歳の肖像」★★★ [映画日記]
1960年代。
ガリ勉の女子が「17歳になったら生娘も卒業するさかい!」と豪語。
「へ〜アンタ、生娘なんだ。抱かれたことないんだ」と、先の展開にワクワクいたしました。
きっと、ガリ勉仲間の生徒会長にでも抱かれんだろう、卒業式に。
…な〜んて思っていたのですが。
自宅の近所で、なんと30代のオッサンにナンパされる女子。
なんと、そのまま車に乗り込んじゃいました〜。
何やってんだい、このバカ娘!
見知らぬメンズについていくんじゃないよホイホイホイホイ!!
いや〜どう見ても相手は、ロリコンのオッサンですけどね〜。
スケベ心が丸見えなんですけれど。
女子には分からぬようである。
お勉強は出来ても、下半身は無防備なんですよ。
なぜなら、それが生娘というものだから!
ボクちゃん悔しくて、観ながら歯ぎしりしておりました。
いや〜、50年前だから成り立つ話。
現在ならば、オッサンの車に乗る子はおらぬ。
そんな男は見かけただけで通報だよね〜。
そんでご近所中にビラをまかれるわい!
昔はロリコンも野放し。
変態に優しい時代だったんだよ〜。(しみじみ)
その後の娘は幸いに、誰にも抱かれぬことなく話が進行。
生娘キープの状態さ!
その調子である。
鮮度は保っとけ!
なんならば、ジップロックをスキャンティーの代わりにはいときな!!(←生魚かい)
そんなボクちゃんの応援もむなしく。
オッサンのナンパ師は、時期をみてガリ勉女子の自宅に上がり込んできましたよノコノコと!
ロリコンがお宅訪問さ、まるで渡辺篤史みたいにね!
そんで女子のお母さんへの挨拶は、「え?お、お母さん?うっそ〜。お姉さんでしょ〜?」て…。
そんな見え透いた世辞でダマされるオバちゃん、おらんわい!…と思ったら。
女子の母さん、「も〜やだ〜〜っキャハハハッ!」かい。
上機嫌かい!
まるで、綾小路きみまろとオバハン客を見てるかのようであった。
取り込んだのはお母さんだけかと思ったら。
堅物のお父さんまで手なずけちゃうロリコン・ナンパ師。
なんとお酒を使いなすったわい。
ロリコンがお父さんにお酌です!
「まーまーまーお父さん」なんですよ!
知らずに飲んじゃうお父さん。
相手がロリコンだとも知らずにね!
見事な話術と酒つぎにア然。
アンタもう、ナンパ師を超えてんよ。
男芸者さ西洋の!!
まあしかし、父兄を相手にした対話術としては完ぺき。
勉強になったわい。
17歳のヒロインを演じた女優…。
アンタどうみても20代だよね肌年齢!
それでもたま〜に、女子高生に見えました。
大成功だよ、化粧でマイナス5歳肌!!
「生娘です」と言われて「そうなんだ〜」と思ってしまうからビックリしました。
実生活では、とっくの昔に生娘なんて卒業してんのにね!
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