2022年、なんかスゴかった「実話を元にした映画」ランキングを発表してみる。 [ランキング]
2022年も、実話をベースにした映画を、たくさん観ましたよ。
実話映画の良いところって、「これが実話だなんて信じられない」と、愕然とさせてくれるところですね。
お口が開いてしまうんですよ!
今年もたくさん実話映画を観ては、お口を開けてましたよ、お池の鯉みたいにパクパクパクパク〜!!
それでは。
2022年に観た実話映画の中で、良かったもの(配信作を含む)をランキングしておこうと思います。
1位「あのこと」
ひたすら中絶を試みる前代未聞の映画ですが、「女性の生きづらさ」は描けている怪作ですね。
2位「グッド・ナース」
他人の心は理解不能で、他人は怖い(こともある)ってことが分かる医療ドラマでした。
The Good Nurse: A True Story of Medicine, Madness and Murder (English Edition)
- 作者: Graeber, Charles
- 出版社/メーカー: Atlantic Books
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: Kindle版
3位「エルヴィス」
悪いマネージャーに騙されるプレスリーさんが可哀想なハイテンション・ムービーでした。
4位「アムステルダム」
一般人の数奇な友情を描いたドラマで、こんな面白いネタを、よく見つけてきて映画にしたな、と思います。
アムステルダム ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2023/02/08
- メディア: Blu-ray
5位「13人の命」
タイ洞窟遭難事件にて、救出現場の切羽詰まった感が尋常ではありませんでした。
6位「史上最高のカンパイ!~戦地にビールを届けた男~」
戦場まで弾丸を避けながらビールを差し入れる、という、アメリカ人らしい大らかな(おバカな)な美談でした。
The Greatest Beer Run Ever: A Crazy Adventure in a Crazy War *NOW A MAJOR MOVIE* (English Edition)
- 出版社/メーカー: Monoray
- 発売日: 2020/11/12
- メディア: Kindle版
7位「スペンサー ダイアナの決意」
ダイアナ妃を「ぷっつん女」と大胆解釈、それでもステキな女性に見せてましたね。
8位「ブロンド」
マリリン・モンローが芸能界の表裏で、ひたすら酷い目に遭うという、イジメ映画という趣向でした。
9位「L.A.コールドケース」
殺人事件の真相を暴こうとする話ですが、最後まで複雑すぎて、何が何だか分からないところが実話っぽいです。
10位「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」
知られざる画家にスポットを当てていますが、5人の妹の顛末も面白いです。
Die wundersame Welt des Louis Wain
- 出版社/メーカー:
- メディア: DVD
2022年、実話映画の総括。
2022年の実話映画は、なかなかの豊作と思う〜。
大漁じゃ〜っ!
伝記、事件、事故と、ジャンルも、まんべんなかったですけども。
「伝記もの」ではプレスリーやマリリンが題材にされて、次のモデルは誰でしょうか、シルベスター・スタローンでしょうか?!(←まだ生きてます)
そんな力作の中でも、中絶に特化した「あのこと」のインパクトが強烈で、完全にノックアウトされました。
中絶は中絶なのですが、しっかりと観客に何かしらメッセージを伝えてきて、ドライで骨太な、新しい女性映画という感じもしました。
この映画の企画書に「OK」のハンコを押したフランス製作陣も、スゴイですね。
フランスって我が道を行ってますね、「ブレなし国家」ですよ!
2023年、実話映画の展望。
ハリウッド映画業界で大問題となったセクハラ事件を描いた「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」も注目されていますけども。
スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品「フェイブルマンズ」に期待しています。
自伝ってことは、そろそろ引退でも考えていらっしゃるのかな?
始めてるのかもよ、終活!
こちらは、スピルバーグさんが出演者と並んだ写真です。
まだまだ、これからもがんばって映画を撮り続けてほしいお方ですね。
2022-12-29 00:00
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