「ブラックアダム」★★★ [映画日記]
ブラックパンサー?
ブラックフライデー?何?
今度はブラック何ですか〜?!
DCコミックを原作としたアメコミ映画「ブラックアダム」に、ドウェイン・ジョンソン様が主演されてます。
儲け方を知っている、奇跡のレスラー上がりの、あの方ですよ!(←言い方)
マーベル系と違って、DC系の映画は失敗作が目立っていますけども。
今作は、製作者としてもヒットメーカーのドウェイン・ジョンソンがプロデュースも兼ねている、ということで、ダークな風味を活かつつも、本気を感じる娯楽作に。
「アメコミもの」って、善と悪が肉体を使ってガッツリ戦うお話なので、プロレスの世界観に近いと思う〜。
だから本人の資質にも合っているのかも〜。
今作は成功作と言っていいでしょう。
監督は、「エスター」など多くの知られざる傑作を生み出しているジャウマ・コレット=セラさんなんですね。
無名の巨匠ですよ!
コレット=セラさんに任せておけば、大体おもろい映画に仕上がると思いますけども。
作品のトーンや、一部の演出は、どことなくザック・スナイダー風。
製作会社の上層部がコレット=セラさんを呼び出して「ザック・スナイダー風にしろ。あの人みたいにやれ」と注文を付けたのかな?!
コレット=セラさんも大変だな、と思いました。
ドウェイン・ジョンソン演じるテス・アダムは、5000年ぶりに復活した最強の魔術師。
大魔神さまですよ!
暴力的な性格で、バイオレンス場面は多めに盛られていました。
そんな暴れん坊のテス・アダムが、地球を守っている正義のヒーロー・チーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ」と手を組み、共通の敵を倒そうとするお話。
ヒーロー・チームのメンバーについては、全く知らないキャラクターばかりなのですが。
横並びでメンバーを眺めてみて、「アベンジャーズみたいなもんだな」と思いました。(←雑な解釈)
物語も、普通のヒーロー映画と、まあまあ同じようなものでしたけども。
冒頭から、テス・アダムと関わりを持つシングルマザー役として、テレビ女優のサラ・シャヒさんが登場してビックリ。
テレビドラマ界でコツコツがんばってきたサラ・シャヒさんが、映画の中で、こんなにも多くのセリフをしゃべっている姿を初めて観て、感無量〜。
「サラ・シャヒさんの役は、どうせすぐ死ぬんでしょ。テレビ女優だもんね」と、思ったら。
その後もグイグイとメイン・ストーリーに絡んできて死にゃあしない!
ず〜っとピンピンしてんの!
クライマックスくらいまで観て気づきました、サラ・シャヒさんがメイン・キャストであることを。
ヒーロー・チームの一員として出演しているのはナン様!(←ピアース・ブロスナン)
サラ・シャヒさんがナン様と絡んだときは、「テレビ女優が、ついにここまで上りつめた。007男優と会話をしたよ!」と思って、目頭が熱くなりました。
続編でも、サラ・シャヒさんが同じ役で続投できまるといいな。
そして、ブラックアダムに抱かれるくらいまで行ってほしいです!
Black Adam (Original Soundtrack)
- アーティスト: Lorne Balfe
- 出版社/メーカー: Watertower Music
- 発売日: 2022/10/14
- メディア: CD
私はブラック・アダムとハーレイ・クインのボケ合いが実現してほしいです!
by こけし先輩 (2022-12-11 13:15)
こけし先輩。
全く会話が噛み合わない男女の共演ですね、楽しそう!同時に、ドウェインとマーゴット・ロビーの夢の共演も実現するし、ぜひやってほしい企画です!
by のむら (2022-12-11 14:38)