「マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル」★★★ [映画日記]
作品タイトルに名前が付いてますよ「有吉弘行のダレトク」みたいに!
冠番組ですよ!!
マーティン・フリーマンが主演した、2009年のイギリス製ミュージカル・コメディ映画ですけども。
今回のマーティンは小学校の教師役。
ガキンチョとの抱き合わせ企画〜!
まずはマーティンと教師ファッションの相性バツグン。
似合うわな、ネクタイ&カーディガン。
屋外ではトレンチコートを羽織って、英国風でありながらも飾らない普段着が良い感じでした。
彼が住んでいる住宅の内装も、ビックリするくらい庶民的。
まるでニトリの売り場みたいなお部屋でした!
今回のマーティンの役柄も、彼が出演した他映画や他ドラマ同様の振り回され系。
弄ばれて輝くタイプなんで!
全編を通して、持ち前の「困り顔」が炸裂しっぱなしでした。
タイトルやパッケージでは気付きづらいですが、この映画ってクリスマス作品なんですよね~。
実は乗っかってんの、クリスマス商戦に!
マーティン扮する教師が、生徒がクリスマスに披露する演劇を指導、トラブルに巻き込まれつつも本番を迎える、という筋書き。
まるっきりドラマ「glee/グリー」みたいな路線なのですが。
採用されている楽曲自体は素晴らしいクオリティですけども。
歌って踊っているのが小学生。
所詮ガキンチョ!
やること全てがド下手すぎて笑う~。
おそるべきユルさのミュージカルを見せられてしまいました。
しかも本番の演劇、長っ。
下手なお歌がフォーエバー!
アンタ、これ・・・。
クリスマス・ムービーだから許される。
舞台も歌もクリスマスがテーマだから、なんとなく「ド下手」を「清らか」に変換できる。
脳みそをフル回転で変換ですよ!
もしもコレがクリスマス・ムービーじゃなかったら、40~50分目で観るのを止めていた。
そう思うと、クリスマスが観る者に与える効果ってスゴいと思いました。
クリスマスという名の洗脳ですよ!
ユルいミュージカル劇でしたけども、劇の中盤で、1人の男児が高所に宙吊りなる、という無茶な演出に驚がく。
こんな映画で命かけんな~!
ユルさの中で、唯一、緊迫感がハンパない瞬間でした。
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