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「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」★★★ [映画日記]

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ついに完結、おさるシリーズ~!


1作目の副題は「創世記」、2作目は「新世紀」。

今回の3作目は「聖戦記」ということで。


最初から最後までキレイにキメたわい、三文字熟語で「長州力」みたいな!(←それは熟語というより人名です)


シリーズ最後の作品だし、ド派手な戦争映画になるのかな~と思っていたけれど、案外地味だった~。

猿と人間の戦いは、あるにはありますが、ちょっとしたもの。


ちんまいウォーズでした!


基本的な物語は、主人公の猿シーザーの個人的な復讐劇でした。

渋い路線にビックリしましたけども、なかなか孤独な風味が出ていて良かったです。


復讐の旅の途中、仲間のゴリラが、人間の女児に花を摘んであげた場面がイケメン!


女児の耳元に、そっと飾ってやったわい。


「野菊の墓」みたいなお味~!(←古いですか)


そんなゴリラと女児の絆シーンが見物でした。


その他、仲間の猿たちが助け合う場面にもグッときました。


胸が熱くなりましたよ、見た目は相当地味ですが、こげ茶だし!


1匹、えらいおしゃべりのチンパンジーが仲間なるのですが。


とってもうるさいのですが、ピーチクパーチク!


彼の日本語版を吹き替えを担当したのが柳沢慎吾さんだと知って納得。

なんだかピッタリのキャスティング。

そっちも聴いてみたかったですけども。


柳沢慎吾さんも、よく引き受けてくれたな~、と思いますチンパン役を!


シーザーが、かつての悪猿コバみたいにダークサイドに落ちそうになる、という、心の葛藤まで描かれておりますが、そこのところは、あんまり大事じゃないかな。

制作サイドからしてみれば、「一応入れとく?ダークサイド要素」みたいな感じでしょうか。


彩りですよ、弁当のおかずに添えるプチトマト!


この作品中で一番の見どころは、人間と猿の立場が逆になるという重大な逆転劇。

バッチリと、その瞬間は捉えられておりましたけども。


歴史的な瞬間ですよ、シャッターチャンス!


人間で大事な役を演じたのが、ウディ・ハレルソンなのですがね~。

軍隊の大佐役でしたけども。


その演技には、あんまり気合いが入ってナーイ!


一応スキンヘッドにはしてますけども。

とっても似合ってますけどもね~。


体の方がブヨブヨでダラ〜ン!


この人、やる気になればもっと怖い空気が出せると思うのですが。

おさる相手だから、気を抜いたのかな~。

 

大佐と軍隊のアジトも、なんだかショボいけれども、それはまあいいのです。


どういうわけか、アジトの肝心な場所に、火気厳禁の燃料タンクが設置。


「爆発させて」と言わんばかり!


目立たない物置にでも入れておいてほしかったです。





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