「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」★★☆ [映画日記]
飛鳥涼の曲みたいなタイトルが付いとりますけども。
アスカともチャゲとも無関係!
主演は、これまでの出演作で、教師、兵士、警官、登山家、パパラッチなど、あらゆる現実的な職種を演じてきたジェイク・ギレンホールですよ。
転職男優ですよ!
今回の役はエリート銀行員。
銭ゲバ!
人間関係すら損得勘定してしまう男として登場~。
そんな男が、嫁の急死をきっかけに変わっていく・・・という物語。
劇中でも「メタファー」というセリフが何度か出てきましたけども。
この作品は、提示されていく象徴を解読しながら観るタイプなのでしょうか。
小道具として「内部で水が漏れてる冷蔵庫」が出てきますけども。
それは「冷たい心の中に流れる涙」を意味しているのかな、とか。
パソコンなどを分解する場面は「無にするという、心のリセット」を表現しているのかな、とか。
ボクちゃん、映画を観るときは頭を空っぽにしているタイプ。
脳細胞が無力化してんの!
だから、この映画は、とっても難しかったです。
飛鳥涼の曲みたいなタイトルも、何か意味があるのだと思いますが分からない。
ワカンニャ〜イ!(←アホの子かい)
しかし、そういう「あれってどういう意味なんだろうね」と考えるところが魅力の映画なのだと思います。
主人公の男は、自動販売機の業者にクレームの手紙を送ってから、おカネより人間に興味を持つようになるのですが。
今思えば、「自販機に入れた小銭返せ」っていう冷たい手紙から、女性担当者から優しい生声で電話がかかってくる、っていうのは上手い脚本だわな。
カネから生身への切り替えが上手。
銭から身への切り替えですよ!
その女性担当者役はナオミ・ワッツなんですよね~。
ジェイクの相手を務めるにしては年上だわな。
調べたら2人とも同じ、さる年生まれ。
おさるのカップルでした!
ナオミの役はシングルマザーという設定なのですが、それは似合ってました。
着こなしてましたから、安服!
ナオミの息子役の子役が魅力的。
どこか中性的で小悪魔的。
さすが米国、子役の名産地!
そんな子役とジェイクが、高級なものを次々と壊していく場面があるのですが。
米国流のド派手な断捨離だわな!
まー高そうなガラス製のテーブルとか、でっかいテレビとかを壊していて、もったいない気分に。
アンティーク調のタンスにハンマーを振りかざしたときは、さすがにボクちゃんも思わす「ちょ、待てよ!」と心で叫んだわい。(←キムタク調だわな)
アンタ、そのタンスはお高いわな?!
50万円くらいはするわな?!
「いらないなら、ちょうだい、ちょうだい、ちょうだい!」と、手のひらを差し出したい気分になりました。
あのタンスはボクちゃんに回収させてほしかったです。
お高く買い取ってもらうんですよ、業者か大塚家具さんに!
えー、ド派手な断捨離見たいなあ。気分よさそう。
安い荷物に埋もれている私もド派手にやりたいんですけど、体力ないし粗大ごみも出費かさむし。
高いものなら手間かかっても売ってお金にしたいですよね。
by sakaya (2017-03-03 13:49)
sakayaさん。
断捨離って気持ちいいですよね!粗大ゴミがタダなら最高ですよね。うちも、いらないコタツやホットカーペットを捨てたいけれど、粗大ゴミ料金と手間がイヤで、なんとなくクローゼットに置いてありますよ。古本とかも売ればいいのですが、手間がめんどくさいんですよね〜。
by のむら (2017-03-03 23:36)