「007 スペクター」★★★☆ [映画日記]
冒頭のシーンがカッコいい〜。
007がビルの屋上をスタスタ歩いているのです。
屋上の縁（ヘリ）を歩いてるんですよ、スタスタスタスタ泥棒猫みたいに！
007は縁（ヘリ）から落っこちたりしない。
バナナの皮で足を滑らすようなドジは踏まぬのです、007様は！
サム・スミスの主題歌が流れるタイトル映像が、これまたカッコいい。
タコをスタイリッシュに映像化。
ああ、タコが･･･。
タコがこんなにカッコいいだなんて！
タコに魅了されました。
タコに釘付けですよ！
タコの背景は炎でした。
「ありゃま。タコ焼きになるわな」と思いました。
とってもおいしそうでした！
007役ダニエル・クレイグのスーツ姿が様になりすぎています。
もはやスーツ神。
背広の神様ですよ、コナカの神様！
サイズがピッタリ合ってます。
体のサイズはMなのに、間違えてLを買ったりしないんですよ、007様は！（←おそらくオーダーメイドです）
列車内のシーンでは、007が車掌さんに「プレスしておいてくれ」とスーツを手渡してました。
サラッと頼んでました、まるでお母さんに「ワイシャツにアイロンかけといて」と頼むみたいに！
同時に、鉄道会社って「アイロンがけ」してくれんの？･･･と思いました。
ちゃんと「アイロン用スムーザー」を使って？･･･とも思いました。
食堂車での食事の際、007が着て来たのは、なんと白のタキシード。
なんて大げさな･･･。
食堂車ですよ、ただの食堂車。
どうせ、レトルトのカレーをチンして出すような店なのにさ〜！（←良いメニューが出されてました）
そんで、どうせカレー汁を白のタキシードの上にこぼしちゃうのにさ〜十中八九！！
このあたりのシーンも、エゲレスのスーツ文化を感じさせてくれました。
高齢ながらボンドガールに起用されたことで話題のモニカ・ベルッチは、出番が少なくて残念。
もう1人のボンドガール役、レア・セドゥは大活躍。
ハリウッド大作で、こんな大役を務めるレア・セドゥを見たのは初めてだったので感無量〜。
ついに007に抱かれる女になりましたよ、あの子！
モニカ・ベルッチもレア・セドゥも「ブラを剥いで」と指示されたら言うとおりにする良い子なのですが。
すぐに剥げる子なのですが！
エロ度数は、かなり低めでした。
近年の大作ってエロを抑え気味のような気がします。
中国での興行を期待しているからかな。
ダニエル・クレイグ版007シリーズは、リアルタイプの硬派な路線で攻めてましたけど。
シリーズ前作「スカイフォール」で硬派のてっぺんまで上りつめたのか、今回はユルめてきました。
少〜し軟派。
昔の007で観るようなユーモアが盛り込まれて、危機感を感じないライトな出来栄え。
シリーズ1作目では荒削りだった007が、余裕シャクシャクの007に成長した、ということなのかな。
鑑賞中は、昔の007映画を観ているような、懐かしい気持ちになってニヤニヤ。
大人の正月映画という感じでした。
そ、そうだったのですが。
中国が足を引っ張って
庶民がセレブのエロを見る機会を奪っていたのですね（泣）
＞余裕シャクシャクの007
さりげなくクスっと笑える場面が増えましたね。
頑張って寅さん超えて欲しいです。
by aneurysm (2015-12-06 20:55)
aneurysmさん。
７０年代の007の方がエロかったような気がします。ディレクターズカッと版があるといいのにねぇ。
ボンドカーの運転席に装備されているスイッチが笑えました。いまどき物理的なスイッチ、っていうのも味がありますよね。
by のむら (2015-12-06 23:11)
ダニエル・クレイグ＝スーツ神、激しく同意です。
クレイグ007第1作目の「カジノ・ロワイヤル」では、彼の青の水着姿がセクスィ〜・ショットとして話題になったものでしたが、私はそれより彼のタキシード姿やスーツ姿に惚れました。男のスーツは背中で着るもの！だという認識を新たにさせられた記憶があります。
そういえば、前作「スカイフォール」では、列車に屋根から無理矢理乗り込んだ後でスーツをただす仕草があって大いにウケましたが、今回もそれのミニ版みたいなところがありましたね。やはりスーツ神だということを意識しての仕草なんでしょうか。
by culvergirl (2015-12-07 03:48)
連続投稿失礼します。
さっきの投稿で書き忘れたのですが、冒頭のシーン、私も度肝を抜かれました。あれだけのアクションをしておいて、1テイクでやってのけてましたよね。「死者の日」の群衆もすごい数だっただろうに、何回撮り直ししたんでしょうか。DVDでメイキングを是非観てみたいです。
by culvergirl再び (2015-12-07 03:56)
久しぶりに007みましたが、オープニングっていつも
夜の歌謡ショーみたいななぞの踊りありましたっけ？
高田純次枠としか思えない009とか
ちっちゃいトランクにどれだけ衣装入ってるんや
とか、マジすぎてしんどくなった層（自分含む）に歩み寄った感じですね。
それにしても、悪のトップのパンツが短すぎて石田純一かよと。
あ、これも歩み寄りの一環か・・・
by stonkovic (2015-12-07 12:49)
culvergirlさん。
長回し、してましたよね！007にくっついて歩いていた女優さん、緊張しただろうな〜、と思います。007が窓から屋上に出るときに、一度カットされてる気がしましたけど、それにしてもステキな長回しでした。
ダニエル・クレイグのスーツ姿は、アメコミヒーローのコスチューム並みにビシッとキマってますよね。服を着てますが、もはやあれは裸同然。一体化してました〜。
stonkovicさん。
いつも歌謡ショーありますよ。いつも妖艶なんですよね〜。かなり、マジ要素は抜けましたよね。おっしゃるとおり、マジすぎていたときは、観ていて辛かったです！そうそう、悪役のパンツ丈、短かったですよね〜。そして靴下は履いてなかったですよね。明らかに石田純一路線でした〜。
by のむら (2015-12-07 20:52)
たしか去年キャストの発表があった頃、ペネロペ・クルスの名前も候補に挙がっていた記憶があるのですが、各国の至宝好きの私としてはモニカ・ベルッチ&ペネロペ・クルスとはなんとも濃密な007になりそうで喜んでおりました。
![[ムード]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/155.gif)
結局レアに軍配が上がったようで残念でした。
それにしてもモニカ・ベルッチの使い方の贅沢さ！
その後何らかの形で出てくるのかと思いきやあれっきり。
驚きました。
結局、家族の物語なんですよね。
JBも人の子なんだと。
長年愛されてきたキャラクターだから出来上がったシナリオと思えば感慨深いです。
その割にはJB以外のキャラの背景が薄過ぎて悪事との因果関係がボヤけてしまっていた印象でした。
でも、爆破シーンがふんだんにあるしアクション大作としては充分おもしろかったです
by いっこしゃん (2015-12-08 23:47)
いっこしゃんさん。
へ〜、最初のキャスティングはペネロペだったんですね〜。もしもペネロペが出演していたら・・おっしゃるとおりお色気濃厚な作品になったと思います。レアはレアでがんばってましたけど、００７のお相手としては、少し若いかな。
家族ドラマの部分、新鮮でしたよね。家族写真が出てきたとき、ボンドの子ども時代の顔が、やっぱりボンド臭くて笑いました。ファミコンで遊んだりしたのかな〜。
by のむら (2015-12-09 19:32)
冒頭のワンカットのシーンかっこいいですよね～。あんなに端っこを余裕で歩いてるのがさすがボンド様！と思いました。敵の本陣に行くのにタキシード持っていくんだ～なんて少しビックリしましたが、イギリス文化なんですね。ものすごく納得しました。ありがとうございます！
by ゆみ (2015-12-16 00:51)
ゆみさん。
冒頭のシーン。魅了されましたよね！ホント、あんな端っこを余裕で歩くなんてビックリです。僕なら間違いなく四つん這いですよ！
どこに行くにもタキシード持参ってスゴい文化ですよね。いつでも立食パーティーに行けますよね〜。
by のむら (2015-12-16 20:59)
あけましておめでとうございます。で、早速ですが、昨日観てまいりました～。全編に漂う艶々したデラックス感が、のむらさんおっしゃる通りお正月向けだと思いました。冒頭のメキシコのお祭りシーンは瞠目でしたね～。ロケ映像もボンドもかっこいい！。その後も、路上とか列車内とか随所で景気よくドンパチ派手にやっていただいて、建物や施設も３軒ばかり、まるごとふっ飛ばしてくれてましたが、もーどれがロケでどれがセットでどれがCGかとか、よーく見てもわかんないくらいうまくできてて、現実に起これば悲劇でも、映画だとわかっているから爽快感すらありました。クレイグは小粒ながら、ピチッと肉が詰まって持ち重りしそうな体躯で、彼ならではのボンド像を確立しましたね。精悍とエレガントのバランスが８：２って感じ。素敵。辞めたの白紙撤回して早々のカムバック希望です。
by すだち (2016-01-05 08:52)
すだちさん。
観たんですね！デラックスでしたよね〜。そういえば施設も丸ごと吹っ飛んでましたね。おっしゃるとおり、どこまでがCGなのか分かりませんでした。大人がワクワクできる映画になっていたと思います。クレイグ。お肉が詰まってますね！ああクレイグが鶏肉だったら・・。もしもチキンだったら照り焼きして食べるのに！ホント、こうなると「いつ辞めるのか」が問題ですね。ずっと続けてほしいですが。
by のむら (2016-01-05 20:47)
ま、正月に見るのには頭使わんでいい映画でしたが、最後のクレジットみたら東京の部分があるじゃないですか。ワシ多分そのあたり熟睡していたらしく全く脳裏からすり抜けておりやした。
最後にあわやビル爆破寸前でセドゥを救出する場面やたらがんじがらめにロープで縛りつけられてたのが一瞬でハラリでなんのこっちゃとおもいましたわい。よほど切れ味の良いナイフだったのか。確かＪＢも手錠をハラリとはずしてましたな。都合がよくはずれるもんじゃと感心しましたです。ごひいきクリストフ・ヴァルツはまたまた楽しそうに悪を演じてましたね。
最後にもう辞めた様なセリフでてましたが、そろそろお役御免なんでしょうか？最後の落ちつき先がセドゥじゃあちょっとねぇ。ジェニファー・ローレンスなら許してもいいが。
by ちびまま (2016-01-09 20:08)
ちびままさん。
東京の部分、１〜２分でしたよ。でも東京でロケした感じには見えませんでしたけども。
クリストフヴァルツが続編２作への出演をOKした、みたいなニュースを読んだので、ダニエルクレイグも同じくらい出演するかもしれません。僕もジェニラーローレンスのボンドガールを観てみたいです。
by のむら (2016-01-10 13:34)
一人遅れて旧正月映画として観て参りました～上映しててよかった！
なんかもうアクションがもう、ダニエルクレイグが「もう辞める」っていうのがよく解ります。
皆でもっとちやほやせねば。
レアセドゥの役名が「マドレーヌ」なので、すんごいシリアスな場面で「お菓子や、お菓子！」と一人笑いのツボにはまってしまいまして。
食堂車も笑いましたけど。お洒落はするし愛は発生するし。
ボンドガール2人は背中美だけでもなかなか目の保養で、日本の女優さんももうちょい肉感が欲しいなあと思ったり。
そういえば、エンドロールにちらっとダニエルクレイグのテーラー担当、トムフォードとありました。
流石です。
by sakaya (2016-02-14 21:20)
sakayaさん。
上映していて良かったですね！アクションシリーズを持っている男優さんて大変ですよね。まずは体を鍛え続けないといけないし。きっと食べたいものも我慢してるんでしょうね。ダニエルクレイグのことを、もっとちやほやして、辞めないようにご機嫌をとり続けてほしいです。そんなダニエルのテーラー担当はトムフォードだったとは、流石００７、スゴいですね〜。僕の大好物は、実はマドレーヌ！僕もお菓子を思いだしてましたよ〜。
by のむら (2016-02-14 22:36)
管理人さん、お久しぶりです☆
恥ずかしながら今更DVDで鑑賞しました(T_T)
コティヤールさんに続いて気になるフレンチ女優のレア・セドゥちゃんが出てるので(^O^)／
ダニエル・クレイグさんは渋くてカッコイイですし、モニカさん（ベルッチ）はアラフィフなのにあの色気♡
レアちゃんはへちゃむくれ（すみません！）ですがホントアンニュイと言うか不思議な魅力ありますね～♡品もあるし。
ヴァルツさんの悪役もなかなか！
by かつかつ☆ (2018-01-28 11:28)
かつかつ☆さん。
スペクター、お楽しみいただけたことと思います。僕もレア・セドゥとモニカベルッチの魅力がすごいと思いましたけども。悪役ってヴァルツさんでしたっけ？！そこはすっかり忘れておりました。次回作も楽しみですね。
by のむら (2018-01-28 16:24)