「ガフールの伝説」★★★ [映画日記]
ガフール?セザール?何だって〜?
CGアニメでございます。
しかしキャラクターは、かわいくも、カラフルでもございません。
出てくるのはリアルなフクロウ!
なんでかフクロウしか出てきません。
「フクロウ縛り」なんですよ!
「聖子ちゃん縛り」のカラオケみたいなもんですよ、アラフォーの女子会に例えれば!!
だから画面のお色は茶色かドブ色…。
もしくは干物色!
ちょっと「さし色」が欲しかったです。
ちょっとフクロウの首に真っ赤なストール巻いちゃうみたいな。
そしたらオシャレだったのに。
フクロウよ、アンタらオシャレを分かってない!(←当たり前です鳥なんで)
羽毛はフサフサであったかそうだけど、やっぱフクロウの顔面アップはちょっとコワかったです。
無表情なんで。
能面みたいなんで!
あと、ヘビ出てくんの。
ボクちゃんヘビが大嫌いなのに!
一応、観客の好感度を配慮してか、色もピンクっぽく、表情もやわらかく描かれたヘビだけど・・・。
やっぱグニャグニャして気色悪いわい!
どうアレンジしたってヘビはヘビだわな!
しかしまあ、毒ヘビでなかっただけ、まだマシか〜。
もしもマムシかハブならば、ボクちゃん、噛まれるシーンを想像しちゃうからね。
噛まれたあとの、お口で毒を吸い出すところまで!
そんなこんなで、キモかわ路線のアニメに仕上がっておりました。
良く言えば、アニメなのにビジュアルに辛味が効いててイイ感じです。
そんでフクロウたちは善悪に分かれて戦うんだけど。
なんと、かぶとをかぶっちゃうフクロウたち。
かぶりものですよ!
刃物も持って、ちょっとしたチャンバラも。
なんでも自分たちの手作りだそうですが、実にイイ出来。
飾りが細かーーいの!
匠の技なんですよ鳥なのに!
器用なんですよ人間よりも。
この調子なら、数年後には携帯電話も組み立てそう!
そんな独自の文化も奇妙で面白いです。
ところで、この作品の監督は「300」や「エンジェル ウォーズ」のザック・スナイダーなんですね。
たしかに彼っぽいです。
たかがフクロウのアニメなのに、絵が劇的ですし。
雲間から光が差してますしサァァーーって。
たかが鳥のマンガなのに!
空中戦もカッコよすぎてビックリ。
カメラワークがグルングルン。
バーッって飛んできて、キメるところはスローモーションでビシッ!
…アンタこりゃあ、たかがフクロウの戦闘シーンにするにはもったいない。
アンタらには贅沢!
フクロウなんてミミズでも食わせてりゃあ喜ぶのにね〜。
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