「完全なる報復」★★★☆ [映画日記]
邦題、地味やのう〜。
宣伝ポスターもなんか地味でチープで、どこかしらスティーブン・セガール映画の香りが漂っております。
なんか臭っ。
オヤジ臭っ!
もうちょっと若々しい香りも入れてほしかったな。
剣太郎セガールの香りとか〜。(←息子じゃん)
冒頭からいきなり、家族が殺人事件に巻き込まれてしまうジェラルド・バトラー…。
そんで裁判ざた!
なんか〜法と正義についての話らしく「お固い映画かも〜。寝ちゃうかも〜」と不安になるボクちゃんでしたが。
んなことない。
おもろい!
ウソみたいだけど、「SAW」みたいな話の娯楽作です。
復讐の鬼と化したジェラルド・バトラーが徹底的で最高〜。
なんと明晰な頭脳を使って弁護士を襲っとります。
敵は弁護士軍団なんですよ、インテリ様!
分数の計算もままならぬボクちゃんにとっては、雲上人さ!!
監督は昔「交渉人」を撮った人らしいですが。
あんときも「知性派ムービー」みたいな売り方していたけれど。
観てみたら、実はそんなに知性的な映画でもありませんでしたっけ。
今回も同じで、「インテリvsインテリ」の構図をしていながら、それほど全員の頭は良さそうに思えませんでした。
攻めるジェラルドは火薬が頼り。
爆弾スイッチの入れ時を、まるでコンピューター並みの脳みそで計算してる素振りですけど。
なんだか怪しいもん。
なんとなくさ〜、アンタ、カンでやってるんじゃないの〜?
「このへんでスイッチ押したろ。押してみたろ」みたいな。
ヤマカンじゃないの〜?
カンピューターじゃないの〜っ?!
攻撃を受けて立つ弁護士も、ほとんど反撃しないし〜。
「どう反撃していいか分からん。チンプンカンプン」っぽかったしねし〜。
前半の名シーンは、警察に連行されるため自室で待つジェラルド。
どういうわけか、おもむろにパンツを下ろし…。
パッマに!
待ち合わせが、なんと全裸で仁王立ち!!
もしも、手にタオルと桶を持っていたら銭湯さ。
アンタそれ…。
相手が警察で良かったよ。
デート相手なら引っ叩かれますからな!
おそらくジェラルドの、「武器を持ってない」という意思表示と思われますが。
何もパンツまで脱がなくてもねぇ。
連行され、パトカーに乗るときはズボンを穿かされてるジェラルド…。
案の定!
だったら最初っから脱がなきゃいいのにねぇ。
意味不明のサービスシーンであった。
そんなジェラルドは何年も職に就いてない設定。
なんと、取得した特許の印税で暮らしていたという。
一体、何を発明すれば何年間も無職で暮らせんの?
健康サンダル?
しかもそのカネで不動産まで購入しとります。
「土地転がし」さ。
「ふんころがし」ならぬね!
特許をとると、土地を買うほどお札がもらえんの〜!?
うらやましいねぇ。
ボクちゃんも、いっぺんでいいからお札にくるまれて寝てみたいのであった。(←「プラトニック・セックス」の飯島愛かい)
こんばんは。冒頭のイラスト、笑わせていただきました。
いつもながら、どこからこういうアイデアが浮かぶのか、ビックリです。
by 怪しい探麺隊 (2011-02-03 01:18)
怪しい探麺隊さん。
いつもありがとうございます〜!
「さとう珠緒って・・古いのぅ〜」って言われるかと思ってました。
今後も、優しく見守ってくださいまし〜!
by のむら (2011-02-03 21:42)