「チェンジリング」★★★★ [映画日記]
1920年代が舞台、行方不明になった幼い子供を心配する母親を描く。
辛い!
辛口だよ~意外と。
実話というのが怖いです。
「12歳禁」の作品ということで、観る前は「なんで?」と思ったけど。
観終わって納得。
子供が観たら眠れやすまい。
きっと布団の中で目を開けたまま失禁さ!
だからお子様は、「釣りキチ三平」でも観てるがよい!
実話ということで、 当時の資料や情報はたくさんあるのでしょうけれど、主人公の母性が軸だから話がシンプルで分かりやす~い。
おかげでお客さんがノッてける。
省略の仕方がプロですな。
やっぱ何でもどんどん捨てていかなきゃ片付かないんですよ、映画も台所も!
クリント・イーストウッドが監督だし、ジョン・マルコビッチも出てる けど、やっぱりアンジェリーナ・ジョリーの「女優力」が一番強力だよねぇ。
正義感と愛があって、おまけに健康なのに精神病棟にブチ込まれ、パンツを下ろされ身体検査をされるという・・・つまりジョリーにピッタリの役。
フツ~に尻も見えていたし。
その辺は得意分野だから、なんかイキイキして見えました。
数か月ぶりに再会した息子は別人なのに、警察から「あなた今は動転してるから別人に見える」と説明され「ふ~ん、そういうものなのかしら」と男児を連れ帰るジョリー。
が、風呂場で男児のオチンチンと見た瞬間「うちの子じゃない!」と 絶叫て。
息子と他人の区別は、上の顔じゃなくて下の顔かい!
普通は逆なんですけどね!!
その男児、ジョリーの実息より身長が7センチも低いのですが。
その矛盾についてはムカつく医者が登場し、「身長が7センチも低くなるほど、心に傷をおったのです」と説明しやがったのにはア然…。
逆に、マネし たくなるような見事な言い訳であった。
そんなヤな奴に言いくるめられ続けたジョリーですが、だんだん強くなっていって、最後のほうでは男の胸ぐらを掴んでいて、ボクちゃん笑っちゃった。
そこだけは「トゥームレイダー」と変わりなくてうれしかったよ。
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