ドラマ「ウェンズデー」シーズン1が、「ショムニ」みたいで痛快〜!(←死語) [海外ドラマ日記]
2022年11月に配信されたNetflixオリジナル・ドラマ「ウェンズデー」シーズン1(全8話)を、遅ればせながら鑑賞終了いたしました。
かなり楽しみました、これは良い!
ドラマは、「アダムス・ファミリー」内キャラクターの1人、ウェンズデー・アダムスを主人公としたホラー・コメディ。
まずは、ウェンズデー役を演じたジェナ・オルテガちゃんが、ハマりすぎ~。
本人の年齢は20歳ですが、役の年齢16歳に、ちゃんと見えているという奇跡。
今作の演技で、ゴールデングローブ賞にノミネートされたことも納得です。
相棒の「ハンド」も、見た目はグロテスクですが、動きと性格が、かわいかった~。
こちらがハンドとウェンズデー。↓
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ウェンズデーのお母さん役は、まさかのキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じてますけども。
ジェナ・オルテガちゃんの存在感は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズを食う勢いだと思います。↓
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ウェンズデーは無口な一匹狼、感情が薄く毒舌ですが、頭脳明晰なキレ者。
ウェンズデーが、周りの大人たちを論破していく様が、痛快だしカッコいい~。
この「気持ちよさ」を「かつて、どっかで味わったことがある」と思ったら。
それはドラマ「ショムニ」の「江角マキコ節」だと、ハッとしました。(←死語)
ウェンズデー、それは小ちゃい江角マキコなんですよ!
ウェンズデーが学園にて、「怪物による連続殺人事件」の謎を追う、ミステリー仕立ての物語。
学園の仲間たちも、みんなかわいいですけども。↓
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とくにルームメイトのイーニッドが、ウェンズデーと正反対のキャラクターで、ドラマの中で異彩を放っていました。
ウェンズデーが、不器用ながら、恋とか友情を理解していく場面では、胸が熱くなりました。
こちらはイーニッドとウェンズデーのツーショット。↓
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製作・監督はティム・バートンで、音楽はバートン作の常連ダニー・エルフマンですよ。
わたくし、海外ドラマを観るときは、飲んだり食べたりしながらの「ながら観」を実行しているのですが。
まさかティム・バートン作品を「ながら観」する日が来ようとは~。
贅沢じゃーっ!
全8話のうち、1~4話までがティム・バートンの演出で、5話以降は知らない人が演出しているのですが。
5話以降は、作品のテンションが若干下がるんですよね~。
ティム・バートンの演出力が優れていることを、改めて感じました。
ティム・バートンって、世の「はみ出し者」をキュートに、愛おしく描く天才ですね。
昔の映画「アダムス・ファミリー」でウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチも友情出演。
こちらは、ジェナ・オルテガちゃん、ティム・バートン、クリスティーナ・リッチという、夢のスリーショットです。↓
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そんな「ウェンズデー」は、シーズン2も製作中とのことで、仕上がりが楽しみです。
「えっ、それは見なければ」と、急いで見てみました。
とても面白かったです。見てよかった。
ウェンズデーのダンスにニヤニヤし、ハンド氏が刺されて死にかけた時は涙を流し、イーニッドが人狼に変身できた時はやった!と叫び、ユージーンとの連帯には胸が打たれました。恋も友情も描いた青春学園ものだったんですねぇ。
オルテガさんは日本人風味もあって超良かったです。
彼女はもちろん、イーニッドやユージーンなど、あれだけ小柄な俳優さんを、しかも魅力的で芝居もうまい人を揃えられる層の厚さがすごいです。みんな小さいので校長先生が3mくらいに見えました。
シーズン2も楽しみです。ありがとうございました。
by てむお (2023-01-28 09:35)
てむおさん。
観たんですね、てむおさんと、全く同じ感想です!あのダンス、最高だったな〜。校長先生の身長が大きいので、ウェンズデーが小さい女の子に見えて、何かと効果的でしたよね。ハンドが死にかけたときに、視聴者に「かわいそう」と思わせる脚本と演出も見事でした。結局みんな「愛すべき嫌われ者」というキャラで、好感度が高かったと思います。変人が事件を解決するドラマは多いですが、変人でありながら、かわいくもあり、愛おしくもある主人公は、なかなかいないと思います。シーズン2も楽しみましょう〜!
by のむら (2023-01-28 14:47)