「オレの獲物はビンラディン」★★☆ [映画日記]
実話が元になったお話ですよ。
2010年に、ビンラディンを捕まえるべくパキスタンに乗り込んだアメリカ人男性が主人公。
なんと、お一人様で行ったわい!
「命知らず」と書いて「馬鹿」と読まれるタイプ~!!
彼の名前はゲイリー・フォークナー。
本国では変人扱いされているゲイリーですが。
ガールフレンドがいるし~。
抱いてるし~!
良い友達もいるし~。
冷静に考えてみたら、さほど変人でもないような。
実際は、ちょっと天然が入ったおじさん、という感じなのかな。
フシギおじさんですよ!
何度も海外に行く旅費など、ゲイリーに資金が存在するのが謎~。
劇中では、通院先の医師からお金を借りたことになってますけども。
お医者さんが患者さんにお金を貸しますかねぇ、サラ金みたいに!
ボクちゃんも小遣いをせがんでみようなかな、通院している歯医者さんに!!
あとゲイリーはパキスタンに、どうやって日本刀を持ち込んだ?!
現地で買ったのかな。
映画的な演出としては、神様とおしゃべりになるゲイリー。
通じてんの!
そんなこともあり、世界的な危険人物を探していながら、どこかふんわりとしている、賑やかなコメディ作品に仕上がっておりました。
監督は「ポラット」や「ブルーノ」を手がけた人ということで、確かにあんな路線~。
アレ系でした、アッチ系!
そんなゲイリーですが。
結局アンタ、何かを成し遂げたというわけではナーイ。
パキスタンに乗り込んだだけ。
滞在していただけだわな!
度胸だけは認めますけども、映画化するにはネタが足りず。
尺が足りず!
ゲイリーが12歳だった頃からお話が始まりましたけど。
ネタがないから子ども時代を足したのかも。
継ぎ足したのかもよ、汁が飛んだ水炊きに、お出汁を継ぎ足すみたいに!
そんなゲイリー役を演じたのがニコラス・ケイジですよ。
今回のニコラスは、いつものニコラスじゃないですよ。
いつものC級アクション演技は封印。
見た目から声色まで変えて、演技力を見せています。
演技ランクを引き上げたわいC級からB級に!(←B級止まりかい)
天然キャラの感じが出ていて、とっても上手~い。
ボクちゃん、久々にニコラス・ケイジの演技を良いと思いましたよ「コレリ大尉のマンドリン」以来に〜!(←古すぎますか)
うわー公開中でしたか。予告編から目を付けていたのに。
今は正直寒くて劇場行きたくない。行きたくないけど。
気になります。ロバに乗るケイジ。日本刀。
by sakaya (2017-12-31 05:06)
sakayaさん。
この作品、早めに上映が終了する予感です。確かに、ニコラスケイジ自体は久々におもしろかったです。DVD出たら観てみてくださいね。
by のむら (2017-12-31 14:13)