ありがとう平成!平成を彩った、個人的に好きな映画を10本ランキングしてみる。 [ランキング]
いや〜、平成も終わりですな〜。
事件、事故、災害…平成の時代には、いろんなことがありました。
個人的には、いろんな恥をかいてきた平成。
高い服を買いに行き、股下の寸法などをさんざん測った挙句、レジで会計しようと思ったら、現金もクレジットカードも持っていなかった、とかね。
高い店に入ってしまった、貧乏人の子みたいな状態ですよ!
個人的には「恥の時代」、それが平成でしたけども!!
そんな平成とお別れをする節目に、平成時代を彩った映画を10本、ランキングしてみようかな〜と思いたちました。
とは言っても、平成は約30年間もありますからな。
10本だけ選ぶなんて大変。
ここは、個人的な好みで、個人的に感銘を受けた10本を選ぶことにいたします。
1位「プライベート・ライアン」(1998年)
戦場をリアル度MAXのテーマパークとして観客に体感させ、3Dでもないのにハンパない臨場感で恐怖のどん底に突き落とす。完成度の高さゆえに2度観たくないという、平成最大の傑作。
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2位「バットマン・リターンズ」(1992年)
物悲しく暗い世界を、クールでファンタジックなセンス抜群のデザインで表現。鑑賞中は瞬きすることすら惜しかった。狂気を帯びていながら、アメコミ映画という大衆ビジネスに乗せてしまっているところが奇跡。
3位「ロード・オブ・ザ・リング」(シリーズ2001〜2003年)
壮絶なドラマが数珠繋ぎ、長時間、全く観客を飽きさせることがないファンタジー作品の決定版。シリーズ全作に情熱を注ぎきった監督を、尊敬せざるを得ない状況。
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4位「ジュラシック・パーク」(1993年)
恐竜というロマンを、本格的な恐怖映画のフォーマットに落とし込み、幼児から高齢者まで幅広い層を熱狂させることに成功した、これぞ大衆映画。
5位「ターミネーター2」(1991年)
それまで見たこともないメタリックなCG映像で、世界を驚かせたSF映画の最高峰。SF魂を感じさせるストーリーセンスで、マニアも付いた。
6位「トレインスポッティング」(1996年)
公開当時、単館系でナンバーワンのグラフィックセンス、オシャレ感、ストリート感に完全ノックアウト。スコットランドの味を教えてくれた一本。
7位「キル・ビル」(シリーズ2003〜2004年)
監督が好きなカルチャーを混ぜ合わせる、というDJ感覚のリミックス手法が、世の文化人をうならせた。タランティーノのおかげで脚本家に注目するようになったし、影響は大きい。
8位「チャーリーズ・エンジェル」(シリーズ2000〜2003年)
おバカ作品の最高峰。女子のコスプレとカンフーをリピート、男子が好きなものだけで構成した、まるで「風俗」のような振り切り感が清々しい。
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9位「ノッティングヒルの恋人」(1999年)
スターが出演していて華やかさがありつつも、どこかピリッとした辛味もある恋愛映画の傑作。いかにもなイギリス映画のノリと魅力が満載で、いつまでも色褪せることがない。
10位「羊たちの沈黙」(1991年)
平成の初期、映画界にサイコ・スリラー・ブームを巻き起こした、「サイコ犯罪捜査もの」のパイオニア。2人の役者の名演技と、2人が睨み合う名場面は、令和以降も語り継がれるであろう。
というわけで。
こうして10本選んでみたら、割とよく見かける、普通のランキングになってしまったかも。
やっぱり「トワイライト」とか、バカみたいな映画を入れたほうが良かったかな。
あと「モンスター上司」とか!
まあいいです。
令和の時代にも、素晴らしい映画に出会えることを期待します。
さようなら、平成!
ありがとう、平成!!
平成約30年間を、10本にまとめてくださってありがとうございます!
恐ろしいことに、どの映画のタイトルを観ても、「え?これ昭和じゃないの?」と思ってしまうほど、結局、根が昭和っ子だったというか、そろそろ、ボケ始めているというかの己の現状に気づきましたけれど・・・。
個人的には、恥の感覚が無い事の方が、人間としては、幼い印象があるので、私たちの世代にとっては、平成が恥の時代だったのなら、真面目なオトナだったんじゃない?という気がしますけれどね。
そんな慰めが通用しないのが、恥の恐ろしいところですけれども!
つい最近、デヴィ夫人が、ゾンビのお化け屋敷に連れ込まれそうになって、嫌がるあまりに叫んでいた、
「ノーインテリジェンス、ノーフィアー!」が、私にとっては、平静を象徴する言葉になるかもしれません。
恐れと恥は、紙一重と言うか、表裏一体と言うか、ほとんど私にとっては一緒なんですが、せめて、デヴィ夫人の言葉を忘れないようにして、令和に対応したいと思います。
by ぽん♪ (2019-04-30 06:33)
ぽん♪さん。
僕も「ターミネーター2」とか古い印象があったので、てっきり昭和の作品なのかと思ってました。平成って、結構な年数があったんですね〜。「ノーインテリジェンス、ノーフィアー!」というデヴィ夫人の叫び、聞いてみたかったです!とってもいい叫び声ですね〜。
by のむら (2019-04-30 13:26)
あら…意外な作品も入っていますね!
(10位)始まってすぐに、映画館に来たことを後悔するほどの嫌な予感で一杯になり…本当に恐怖のズンドコでした。(6位)最低なのに面白い。クスリの味は覚えてはいけません!(5位)私は最初のが好きですが、昭和かな。ダイハードの一作めも昭和のニオイがしますね。(2位)ティム・バートンとバットマンは良い取り合わせですよね!
私もベスト10を考えてみたら10作では全然おさまりませんでした。のむらさん、さすがです!
by M (2019-04-30 14:55)
Mさん。
ベスト10を考えるのって楽しいですよね!しかし僕も本当は、全然10本にはおさまりませんでした。平成は約30年もありますもんね。ターミネーター1もダイハード1も昭和作品なんですよね〜。30年以上前って、相当昔ですよね、年月の経つ早さってこわいです!ティム・バートンは、アメコミ映画を変えた人だな〜、と改めて思いました。
by のむら (2019-04-30 15:43)
忘却の彼方かと思われますがturfですm(__)m
平成の最大の思い出(言い過ぎ)は今は亡き某映画雑誌でのむらさんを知り、そしてご本人にお会いできたことですね!だいぶ昔ですがw
最近はほとんど映画観られなくて、ここ読ませてもらってるだけです。
令和もよろしくお願いいたします。
by turf (2019-04-30 22:03)
turfさん。
某映画雑誌がらみのイベント等、なつかしいですね!僕も初めてturfさんに会ったときのことを覚えていますよ。そして、turfさんのお宅が雑誌に載るほどオシャレだということも。令和も引き続きよろしくお願いします!
by のむら (2019-05-01 13:59)
わあ!10本選ぶって大変!しかも大衆受けした名作だらけ!!
素晴らしい平成ベストですね〜。
8位にチャリエンを持ってきてるところが大好きです!!
あ!いつもボインとか言ってるけどそれ系の映画はないですね。
あと主人公がみんな大人ですね。
by それいゆ (2019-05-01 21:29)
こんばんは。
疲れた時に「チャーリーズ・エンジェル」を観てスッキリしたいと思うのはそういう訳でしたか。。。。
バットマン・リターンズは私も納得。ティム・バートンのバットマンがなかったら、今のアメコミ作品はここまで育っていなかったでしょうね。
勧善懲悪なのにホロリくるとこがある部分を作ったり、あの薄暗いイメージのバットマンでさえ色彩を意識させてくれたりと今でも色褪せませんね(^_-)-☆
by コザック (2019-05-01 21:48)
それいゆさん。
そうなんです、大人のランキングになってしまいました!トワイライトとか、ハリーポッターとか、若年映画も入れた方が良かったのかな〜とも思うのですが、まあいいですよね。チャーリーズエンジェルは、なとしても入れたかったです。平成女優のキャメロンディアス、ドリューバリモアの代表作ですしね。
コザックさん。
チャーリーズエンジェルは、定期的に見直したくなりますよね。バットマンリターンズは良いですよね〜。シリーズ前作のバットマンも良いのですが、リターンズに比べたらまだ半端。リターンズの暗さは、それまでの明るいアメコミ映画の作風を変えましたよね。出来ることなら、もういっぺん劇場で見直してみたいです。
by のむら (2019-05-02 13:15)
チャーリーズ・エンジェル、なるほどなー。令和時代にはなくなっちゃいそうなコンテンツですが、うまい具合に形を変えてまたこういう映画作るかな?
by sakaya (2019-05-02 15:13)
sakayaさん。
チャーリーズエンジェルは、今年クリステンスチュワート主演で続編が公開されますよ!とっても楽しみにしているのですが、平成版の男性目線だった作品に対して、令和版は女性目線の作品になってそうなんですよね〜。時代ですね。
by のむら (2019-05-03 12:30)