「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」気付かなかったけど、脇の脇までスターが出演。 [映画写真日記]
いや〜、クエンティン・タランティーノが1969年のハリウッドを描いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」な〜。
とっても楽しみました〜。
当時のロサンゼルスを再現した映像が圧巻。
フォントが昔っぽくて良いんですよね〜。↓
頭のてっぺんからつま先まで、タランティーノ色に染められたブラッド・ピットもクールでした。↓
ワンちゃんも活躍〜。
「妙にしつけが良い」ってところがミソでした。
ブラピとワンちゃんの取り合わせも新鮮〜。
こんなブラピ、見たことナーイ!↓
音楽もノリノリで最高〜。
Spotifyでサントラを聴きながら家中の掃除をしたら、はかどった〜。
ぞうきんを絞る速度が倍になったわい!
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2019/09/04
- メディア: CD
背景や人物、全ての細部にこだわりがあって、フンイキがカッコいい作品でした。
当時のロサンゼルスにどっぶりと浸って、もう日本に帰りたくナーイ!…そんな気分。
ありがとう、タランティーノ!
メインの登場人物は架空ですが、ほとんどのサブ・キャラクターにはモデルが存在。
知識が豊富なタランティーノらしいところですけども。
鑑賞中は気付きづらいですが、実はいろんなスターがサブ・キャラクターを演じていたんですね〜。
まずは、スティーブ・マックイーン役がダミアン・ルイスって、なるほど〜。
うっすら似てる〜。↓
シャロン・テートの元婚約者で、ヘアスタイリストのジェイ・セブリング役はエミール・ハーシュだったんですね〜。
エミール・ハーシュって、消えそうでいて、長いことハリウッドで生き残ってますな〜。
今回も良い役をもらいました〜。
女優シャロン・テイトが殺される直前に彼女の家に遊びに来ていたという、同じく女優のジョアンナ・ペティット役を演じたのは、ブルース・ウィリスの実娘ルーマー・ウィリスでした。↓
二世タレントといえば、イーサン・ホークとユマ・サーマンの実娘マヤ・ホークや、ケヴィン・スミス監督の実娘ハーレイ・クイン・スミスが出演していたらしいですが、一体どこに出ていたのか分かりませんでした。
ドリーマ・ウォーカー、レナ・ダナムも出演していたらしいですが、それも気づきませんでした。
今回、印象的なキャラクターだったのは、ブラピが運転する車に乗り込んできた少女プッシーキャット。
演じていたのはマーガレット・クアリーという若手女優ですけども。↓
彼女の実のお母さんは、アンディ・マクダウェルだったんですね!↓
悪役テックスを演じていたのは、実生活ではバネッサ・ハジェンズを抱いているオースティン・バトラーでしたけども。
あまりにも良い役でビックリ。
これは、出世を約束されたようなもん。
こちらのお写真はプレミア会場にやって来たバネッサ・ハジェンズとオースティン・バトラー。
結構長いこと交際してるよね〜。↓
ちなみに、イタリア人女優ダフナ・ベン・コボ役を演じたダニエラ・ピックは、イスラエルの歌手で、タランティーノの実の嫁でした。
お子さんも生まれるそう。
タランティーノには幸せになってほしいです。
こちらのお写真は夫妻のツーショットですが、なんか〜、「女優と握手会に来た冴えないファン」みたい。
実際はアツアツのお二人です。↓
こちらのお写真は、プロモーション活動中の監督とメインキャストのみなさん。
疲れきっているのか、目が死んでます!
おつかれさまでした〜。↓
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」★★★★ [映画日記]
*ネタバレはありません。
1969年のロサンゼルスが舞台。
クエンティン・タランティーノ監督が、ハリウッドの影と夢を、スリラー要素を交えて描いておりますけども。
映画ヲタらしい妄想大作〜!
観終わった直後は「えっ…ここで終わんの?!」と思い、やがて心があたたかくなりました。
「胸ポケットにホッカイロでも入れたかな?」と思うくらい、あったまったんですよ!
ああ、タランティーノを抱きしめてやりたい。
ナデナデしてやりたいです、あのシャクレたアゴを!
落ち目のドラマ男優役がレオナルド・ディカプリオで、そのスタントマン役がブラッド・ピットというキャスティングもたまりません。
ディカプリオの役は善人ですが、劇中劇では見事な悪役に扮しています。
過去の監督作でも悪役として起用していたし、タランティーノはディカプリオの悪役が好きなんだな〜、と思いました。
ディカプリオの演技は当然のように良かったのですが。
今回はブラッド・ピットの魅力が、その上を行ってました。
超えてきなすったわい!
ブラピ史上、最高の香りを放ってんよ!!(←ドリアンかい)
1969年という時代とファッションがブラピにハマりすぎ〜。
かねてから、ブラピはロバート・レッドフォードっぽい顔でしたけども。
古いメリケン顔ですよ!
今回は、その古い顔が活かされています。
下半身は、見事なジーパン姿ですよ。
ブラピが第1位ですよ、ジーパンが似合うアメリカ人男性(50代)は!
ブラピ本人が車を運転して、ひたすらロサンゼルスの公道を走る、という場面があるのですが。
ただただ流しているんですよ!
それが「なんだコレ」と、つぶやいてしまうくらいカッコいいです。
今まで、ありそうで無かったですよ、ブラピに車を合わせる、というコーディネート。
ブラピと車がこんなに合うとは〜。
ブラピさん、アンタいけるんじゃないの中古車販売ビッグモーターのCMも〜!
天下を取れますよ、中古車販売業界でも!!
車中のBGMは、カーラジオから流れる懐メロですけども。
ちょいちょい、ラジオ番組ナビゲーターのMCやら天気予報やら、CM等が入ってきて、昔の臨場感があって良い感じ。
かつてタランティーノが、昔の味わいを追求した映像企画「グラインドハウス」っぽいことを、車とカーラジオでやってみせた、という感じでしょうか。
そんなブラピは、観客を作品の世界観に連れていってくれる案内人。
あの車に本当に乗っけてもらいたかったです。
今回のブラピは、男がかっこいいと思うブラピ像だったと思います。
その他、当時の風景のディティールが細かくて、ネオンサインのフォントだけで、昔のフンイキを出したり、絵的にも抜群のセンスを感じました。
当時の美人女優シャロン・テートにまつわるエピソードがフィーチャーされているのも特徴ですが。
シャロン・テートが、普通っぽくて、めちゃめちゃかわいいです。
あの美貌で、男性の好みのタイプは「才能のある小男」っていう。
男は顔じゃないっていう、素晴らしい子!
「国際監督連盟のアイドル」みたいな扱いだったのも面白かったです。
「スノーマン 雪闇の殺人鬼」★★★ [映画日記]
監督は「裏切りのサーカス」などのトーマス・アルフレッドソン。
裏サカ監督ですよ!
主演はマイケル・ファスベンダーで、共演はレベッカ・ファーガソンやJ・K・シモンズという豪華な面子。
数年前の製作発表から「早く公開されるといいな」と楽しみに待っていた作品なのですが、待ち続けていたら令和になった!
待ちぼうけを食らったわい、忠犬ハチ公みたいに!!
実は、作品は2016年に仕上がっていたという。
完成した作品は日本未公開のまま、いつのまにかamazonプラオムビデオに配信されていたのでした。
原作はノルウェーのベストセラー小説「ハリー・ホーレ刑事」シリーズ。
ハリー・ホーレですよ、ハリー・ホーレ。
ハラホロヒレハレじゃありませんから!
雪景色のオスロを舞台に、ハリー・ホーレ警部が殺人鬼を追うという本格殺人ミステリー作品です。
殺人鬼が現場に残すアイテムが「雪だるま」ということで、「スノーマン」というタイトルが付いているようです。
北欧のクールなフンイキとミステリーの相性は相変わらず抜群ですが、ロケ地は相当寒そう〜。
明らかに気温はマイナスという感じですけども。
どういうわけか、登場人物はあんまり寒そうじゃありません。
マイケル・ファスベンダーが演じるハリー・ホーレなんて、思いっきり雪が積もっている公園でゴロ寝してましたから、毛布1枚かけることなく!
「死ぬよね、普通」と思いました。
あと、あんなに寒そうな景色の中、バスの中では立ち食いしてましたからよりによってアイスクリームを!
僕なら、あの雪景色の中で立ち食いするなら豚汁だわな、アツアツの!!…と思いました。
マイケル・ファスベンダーの元・妻役がシャルロット・ゲンズブールというのも、ありそうで無かった組み合わせ。
両者ともセクシーで絵になってますけどもね〜。
シャルロット・ゲンズブールが、これがまた、雪景色の中でミニスカート姿ですよ!
「アンタ、足腰が冷えちまうよ。ちゃんと毛糸のパンツを穿いて来たんだろうね?」と思いました。
刑事役のレベッカ・ファーガソンは、地味髪で地味服でしたが、それでも美人でステキでした。
北欧にも合いますしね、妖精面ですし!
バル・キルマーも出てますけども、久々に見たバル・キルマーがヨボヨボすぎて、なんかショック〜。
初めて出てきたときは、誰なのか分かりませんでした。
とくに必要性を感じる役でもなかったので残念〜。
あとは、人気の北欧ミステリードラマ「The Bridge/ブリッジ」から、主人公サーガ・ノレーン役のソフィア・ヘリーンも出てきて、ボクちゃんも応援モードだったのですがチョイ役!
せめて、マイケル・ファスベンダーと絡ませてやりたかった〜。
小指と小指だけでも絡ませてやりたかったです!
そんな感じで、魅力的な大人の役者が揃ってましたけども。
だからと言って面白い作品になるわけじゃないんですね〜。
ストーリーは良かったですが、素晴らしいロケーションを持ちながらも、不穏なムードが不足していた気がします。
ノリが良すぎ、というか〜。
スター様の量が多すぎたのかな〜。
「ロケットマン」主演タロン・エガートンとエルトン・ジョン本人の交流名場面 [映画写真日記]
いや〜、エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画「ロケットマン」な〜。
楽しかったですけども。
【メーカー特典あり】 ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)【特典:ポストカード付】
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2019/08/07
- メディア: CD
まずは、エルトン・ジョン役を演じたタロン・エガートンが大熱演。
振り切り感が気持ちいいです。↓
奇抜な衣装も着こなしておりました。↓
タロン・エガートンとエルトン・ジョン本人は、映画「キングスマン: ゴールデン・サークル」(2017年)で共演済みなんですよね〜。
こちらのお写真が「キングスマン: ゴールデン・サークル」でのエルトン・ジョン出演場面。
完全に色ものとしての出演でした。
「賑やかし要員」ですよ!↓
「キングスマン: ゴールデン・サークル」での共演をきっかけに、タロン・エガートンとエルトン・ジョンの交流は始まったと言われてますけども。
ミュージカルアニメ映画「SING/シング」(2016)劇中でも、声優として出演したタロン・エガートンはエルトン・ジョンの楽曲「I'm Still Standing」を歌唱済みなんですよね〜。
ご縁がありますな〜。↓
ビックリしたのは、アカデミー賞鑑賞チャリティ・パーティー等、エルトン・ジョンのライブ・ステージに、度々タロン・エガートンが呼ばれてデュエットしていること。
タロンさん、これは相当気に入られてます!
アンタ、愛でられてんよ!!↓
こんな大きなステージにも呼ばれています。
すごすぎる〜。↓
各地のプレミア会場などでも、絆を感じる写真がチラホラ。
こちらのお写真は、「ロケットマン」でタロン・エガートンの恋人役を演じたリチャード・マッデンを含むスリーショット。
おじいちゃんが、イケメン2人に挟まれております。
イケメン・サンドイッチですよ!
「スマスマに出演したときの槇原敬之」をほうふつの絵づらです。↓
スキンシップも忘れないタロン・エガートン。
いい人だと思う〜。↓
もう養子になったほうがいいんじゃない?!↓
「ロケットマン」でのタロン・エガートン起用は、エルトン・ジョン本人も大満足していると思う〜。
「ロケットマン」★★★☆ [映画日記]
ミュージシャン、エルトン・ジョン役はタロン・エガートンですよ。
まさか、まさか、売れてるイケメンが演じてくだすった!
この配役には、エルトンお爺ちゃんも大満足だと思います。
だって、他に誰が演じてくれようか!
エルトン・ジョンの半生を描いて、挿入歌は全てエルトン・ジョンの名曲たち。
お爺ちゃんの歌縛りですよ!
思った以上のミュージカル風味。
歌うわ、踊るわで、もう祭!
とっても楽しかったです。
同じく有名ミュージシャンを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」と比べられがちですが。
似ているようで、何か違う〜。
よそはよそ、うちはうちなんですよ!
なんといっても、今回の作品では、楽曲を歌っているのは役者さんご本人。
元々、歌ウマ男優として定評があったタロン・エガートンが本領発揮。
ついにあの子が本気を出した!
見事な歌唱力で、全曲を歌いきってます。
この映画が上手いこと仕上がったのはタロンのおかげ。
タロンは称賛されていいと思う〜。
鐘を3つ以上お願いします!(←のど自慢かい)
タロンには、ゴールデン・グローブ賞のミュージカル部門くらいにはノミネートされてほしいな。
作品の中で、あえて残念なところを挙げるとしたら、物語の終わり方が弱いです。
感動薄めで、あっけらかん!
仕方ない、エルトン・ジョンさんて、今も幸せに生きてますからな。
もうちょっと壮絶感を出したくば…。
24時間駅伝でもやって、エルトン・ジョンさん本人に走ってもらうしかないかもよ!
物語の中には、名曲の誕生秘話、芸名の由来など、知られざる小ネタが盛りだくさん。
明かされてしまうんですよ、お爺ちゃんの秘部!
エルトン・ジョンて、幼少の頃から音楽の天才だったんですね〜。
子ども時代に才能を発揮する場面は、まるでモーツァルトかバッハみたいでした。
エルトン・ジョンは曲だけ書いて、作詞は若い頃に出会った作詞家に任せていたんですね〜知りませんでした。
この作詞家が、とってもいい人〜。
演じているのがジェイミー・ベルで、彼も役にハマっていたと思います。
ジェイミー・ベルって縁の下の力持ち役が似合うんですね〜、顔が地味ですし!
音楽映画に付き物なのが、ミュージシャンとマネージャーとの確執ですけども。
マネージャー兼エルトン・ジョンの恋人役を演じたのが、ブラピ系の美形男優マッサンっていう!(←リチャード・マッデン)
いや〜今回、タロン・エガートンとマッサンのラブシーンっていうね、ものすごい見せ場?見せ物?をいただきました。
あっけにとられて、お口を開けたままラブシーンを鑑賞したわい!
プロデュースも担当しているエルトン・ジョンが、自分役をタロン、抱き役をマッサンにして、ラブシーンを楽しんでいる。
ほくそ笑んでいる!
そんな光景も想像してしまいました。