「マーダー・ミステリー」★★★ [映画日記]
Netflixオリジナルのコメディ映画です。
主人公は、アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンが演じる庶民的な夫妻。
基本的な楽しみは、夫妻の押し問答ですよ。
アメリカの宮川大助・花子みたいなもん!
空気が読めない冴えぬ亭主役にアダム・サンドラーという人材がピッタンコでした。
言うこと、やること、全部が寒〜い!(←ホメ言葉)
アダム・サンドラーって、Netflixとの相性バツグンだわな。
向いてんよサブスクに!
アダム・サンドラーの主演作を映画館でカネを払ってまで観ようとは、なかなか思いませんけども。
Netflixなら、いくらでも見てやれますからな。
Netflix、サンドラー、視聴者…誰も損しない見事な方程式でした!
ジェニファー・アニストンは、実年齢は50歳を超えてますが、まだまだキレイです。
現役女ですよ!
リゾート地では、短めのスカートに生足〜。
腰回りは杉の大木ほどになりましたが、それを差し引いてもステキでした。
あまりに現実感のない美貌のジェニファー・アニストンですが、役柄は美容師ということで。
「なるほど、庶民の中でも美意識が高い系か」と納得。
「きっと店に置いてある高いローションを使ってるんだね。くすねてるんだね」と納得いたしました!
そんな夫妻がヨーロッパ旅行に行く途中、ひょんなことから億万長者と知り合いになる、という序盤。
「この先、どんなお話になるのやら」と思っていたら、億万長者の家族が殺されて、夫妻が犯人捜しをする、というミステリー作品の構図に展開。
「エッ、これってミステリー映画だったの?!」…とビックリしましたけども。
よく見りゃタイトルが「マーダー・ミステリー」だった、っていう…。
「ザ・ミステリー映画」と言ってるようなタイトルですよ!
にもかかわらず、タイトルが記憶に残りづらいところが不思議でした。
ミステリーとしては、物語が二転三転するし、まあまあ面白かったです。
Netflixがスゴイのは、今回の作品、多くの場面はヨーロッパでのロケ撮影。
旅費が下りてんの!
また、億万長者役がルーク・エヴァンスで、女優役がジェマ・アータートンなど出演者も豪華。
カネのかけ方がアメリカ企業っぽいです。
そんな作品の中で、忽那汐里ちゃんがルーク・エヴァンスの元・婚約者という、超・おいしい役で登場〜。
日本人女性でありながらルーク・エヴァンスに抱かれてた、っていう破格の役!
「忽那汐里ちゃん。アンタもスゴイね。上りつめたね。女優人生のピークかもよ!」と思いました。
プロデューサーの1人にシャーリーズ・セロンの名前を発見。
元々はシャーリーズ・セロン製作・主演作として企画されていた作品なんですね〜。
セロンは作品を降りましたけども、プロデューサーとして、爪痕を残しておりました。
あの子の残り香が、おトイレに残った臭いのようにプンときた作品でした。