「名探偵ピカチュウ」★★★ [映画日記]
ボクちゃんは立派な大人ですが、今でもポケモンで遊んでるんですよ。
こんな大人もいるんです、世界は広いんですよ!
そんなポケモン・ファンのボクちゃん、今回のハリウッド実写版ポケモン映画「名探偵ピカチュウ」を観て感無量〜。
熱くなったわい、目頭!
まさか外国で、外人のスタッフさんがポケモンという素材に向き合い、ポケモンへの愛、日本への愛を盛り込んだ、キュートな実写映画を作ってくださるとは…。
エンドクレジットの映像まで、日本への愛がいっぱい。
これはたまらん!
ありがとう外人!!…と言いたくなる作品でした。
ゲームで遊んでいるときは「ゲーム内のポケモン・ワールドが実際にあるといいな。人間とポケモンが手に手を取り、キャッキャ、キャッキャと、はしゃいでいる世界に行ってみたい。そこで死ぬまで暮らしたい」と思っておりましたけども。(←もっと恥じて)
今回の実写映画では、そんなポケモン・ファンの夢が現実に。
本物の街や野原で、本物のポケモンが暮らしてますから!(←厳密に言えば全て作り物ですが)
そんな光景を見て、自然と笑みがこぼれたボクちゃん。
ニヤッとしたんですよ!
出演者も有名人ですよ、スター様!!
ライアン・レイノルズに渡辺謙さん、そしてビル・ナイが出てますよ。
知っている人材は、これだけでしたが、もう十分。
贅沢言わん!
ビル・ナイで十分ですよ!!(←「ごはんのおかずは漬物で十分」調で)
アイドル的存在のポケモンといえば、ピカチュウですよ。
もはやポケモンの代名詞ですよ、ユニクロでいえば、フリースみたいもん!
CGでリアルに表現されたピカチュウが、かわいすぎる〜。
質感が毛布みたいで、触りたくなるクオリティ。
他のポケモンも、たくさん出ているのですが。
ミステリー仕立ての物語だし、ちょっぴりダークな雰囲気を醸し出しているポケモンたちが新鮮でした。
両生類とかのポケモンの表面が結構ヌメってるね、排水溝のヌメリみたいに!
日本人が手掛けると、もうちょっと甘味が多い、サンリオ感のある、ぬいぐるみ的な表現になるだろうな、と思いながら観てました。
米国人はリアル志向で、ポケモンの目玉や口の中まで入念に仕上げているから、いきもの感が出ていたと思います。
そんな「名探偵ピカチュウ」ですけども。
難を言えば、一言さんお断り。
まるで、初めての人は入店不可の高いお店ですよ!
ポケモンの知識がないと十分に楽しめないと思います。
ポケモンのゲームで遊んだことのないお客さんは、まずはゲーム機とソフトを買い込んでいただく。
数万ほど振り込んでいただく!
そしてゲームをクリアしてから映画を観たほうがよい。
カネも時間もかかるけど、がんばっていだきたいです。