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「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」★★★ [映画日記]

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年をとると「歴史もの」がたまらんわな。


落ち着くわい!


イングランド女王エリザベスI世と、スコットランド女王メアリー・スチュアートの愛憎を描いた作品ですけども。


主人公はメアリー・スチュアートの方。


若くて、かわいい方!


今回の作品では、男社会の中でも自分の意見を曲げず、何事にも偏見を持たず、同性愛についても寛大、という、なんともイマドキ感あふれる、先進的な女性として描かれているメアリーさんですけども。


殺伐としていながらも、チヤホヤされている生活環境だし、本当はもっとズルくて、気の強い女性だったんじゃないのかな〜。

エリザベスI世のことが邪魔で仕方がなかったようですし。


どっちかっていえば、悪役の方が似合う人だったんじゃないかな〜、本人に会ったことないから知らんけど〜、と思いながら観てました。


今回は、良い人の部分と、悪い人の部分の配合バランスがイマイチで、態度がコロコロ変わったように見えたところは残念でした。


気の毒だと思ったところは、メアリーさんに結婚運が全くナーーイ!


つまり、男運が一切ナーーイ!!


選んだ男、選ばれた男、全てがハズレ。


「どうしてよりによって、その男をお選びなすった?星の数ほどいる中で!」…と思ってしまいました。


とくに、最初の再婚相手がボンクラすぎた。

自分で選んだ男なのにねぇ。


目が節穴だったわな!


やることなすこと、全て裏目裏目のメアリーさんでした!!


対するエリザベスさんは、基本的に受け身です。

メアリーさんからの手紙に書かれた要望を、受け流してみたり、応じたり。


そのうち疲れたエリザベス。


「もうメアリーのことなんてどうでもいい。めんどくさい」みたいな、ヤル気のない態度に。


仕事をほったらかして手芸に没頭!


手芸女ですよ!!


男社会にもまれているのは、エリザベスも同じ。


「男社会に馴染みすぎて、もはや私は男になった。おとこ女よ!」とのたまったときは、「エリザベスさんも大変だな」と思いました。


メアリー役を演じたのはシアーシャ・ローナンちゃんですよ。

スコットランドの女王、と言われれば、そんなふうな顔に見えますな〜。


今回の作品は、シアーシャちゃん出演作品の中では、最もアダルト。


生んでたしね、お子を!


これまでの出演作でもシアーシャちゃんには「抱かれシーン」がありましたけども。


今回は、より一層、幅広い趣向で抱かれたわい!


そして、シアーシャちゃんの透け乳」を見た気がしたけども、気のせいか?


幻の乳ですよ!

 

エリザベス役はマーゴット・ロビーですけども。

これまでマーゴットが演じた役の多くは、攻め感のあるキャラクター。


個性爆発女でしたけども!


今回の役も、まー個性はある。


化粧だけは濃い!


しかし、なんとも落ち着いた、どっしり構えた感のある女王役で、これは、今まで見てきたマーゴットとは全然違う〜。

いつの間にやら、立派な女優におなりだよ〜。


まるで赤木春恵さんの演技でも見ているかのようでした。



 

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』オリジナル・サウンドトラック

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: CD

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