「アクアマン」★★★☆ [映画日記]
海洋に特化したヒーロー、アクアマンの世界観が楽しい〜。
お魚ワールドだけに、ピチピチしている新鮮味〜!
深海の王国がピカピカ光って煌びやか〜。
まさに竜宮城〜!
ここまでデザインが宇宙的だと、海中というよりサイバー感覚。
電気街ですよ!(←秋葉原かい)
海底人の動きも半分スローだし、なんだか「トロン:レガシー」寄りのフシギ・ワールドにどっぷりと浸かりました。
アクアマン自体も、これまでのヒーロー映画では見ないタイプ。
なんという顔の濃さ!
ヒーロ界でナンバーワンのソース顔〜!!(←死語)
長髪で半裸になることも多く、どこかトロピカルな味わいのアクアマン。
もしやハワイのご出身か高見山みたいな?!(←人選が古いですか)
なんとアクアマンはお水の中でも呼吸が出来るんですね〜。
そして潜水したまま、ものっすごい速さで泳ぎますようなぎみたいに!
まー、それだけなら「海洋ヒーローだもんねぇ。それくらいはやれるでしょうよ」と思いましたけども。
なんと肉体も頑丈。
お水に入っているのに、ふやけない!
普通の刃物が肌に刺さらぬ。
弾丸もへっちゃら、って・・・。
弱点ナーイ!
万能ですよ、万能ねぎマン!!
あまりにも卑怯な存在でした。
ああ、せめてブサイクな男だったら良かったのにねぇ、「顔が弱点」みたいな!
そんなアクアマンが戦う相手は、てっきり、物語の初めの方に出てきた、アクアマンを逆恨みする海賊かと思っていたのですが。
メイン・ストーリーはお家騒動で、クライマックスは平和のために身を尽くすアクアマンが描かれていました。
この「平和のために身を尽くす」あたりのエピソード珍しく、イマドキ感もあって良かったです。
アクアマンはDCのヒーロー。
ユーモアのセンスは、やっぱりマーベル製ヒーローの方が上だと思いましたけども。
ギャグのセンスですよ!(←芸人かい)
アクアマン役を演じているジェイソン・モモア自身の茶目っ気は微笑ましい。
とくにビールをおいしそうに一気飲みする場面が体育会。
アンタ、お酒のCMやれるんじゃないの〜?
「のどごし生」のCMいけますよ!(←安酒かい)
アクアマンの母役は、なんとキッ子なんですね〜。(←ニコール・キッドマン)
海底王国アトランティスの女王という、すんごい役柄のキッ子。
「戦隊もの」に出てくるような、ゴテゴテの着ぐるみも着てくれたわい、ウレタン製の!
冒頭では、海に打ち上げられたキッ子を、南国の男が拾い上げて自宅に住まわす場面がありますけども。
推定年齢20代という設定なのか、キレイにCG処理されたキッコの顔がツヤツヤ。
ピンとしたハリ!
よ〜く吸い込んでんよ、ヒアルロン!!
そんな顔で、金魚蜂で泳いでいる金魚をつまみ食いするキッ子が、かわいかったです。
そのまま格闘したり、母性を出したり、魅力全開のキッ子を惚れ直す。
ああ、キッ子よ、ありがとう、こんなバカみたいな役を引き受けてくれて!
キッ子と南国男の恋物語は、悲しい展開になるのですが。
「惚れて抱いた海女っ子が、ワイの元を去ってしまったズラよ」みたいな、「いなか悲恋」の味わいもたまりませんでした。
Aquaman (Original Motion Picture Soundtrack)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Watertower Music
- 発売日: 2018/12/14
- メディア: CD