「メリー・ポピンズ リターンズ」★★★☆ [映画日記]
エミリー・ブラントもお偉くなったもんですよ。
ディズニーのミュージカル映画でヒロイン役を演じてますよ。
クラスの隅っこに座っていた、あの子がねぇ!(←幼なじみかい)
しかも役はメリー・ポピンズですよ。
ボクちゃん目を疑った。
エミリー・ブラントが演じる役はホントに世界的な有名キャラ、メリー・ポピンズなのか・・・。
ホントはスポンジ・ボブなんじゃないのかと?!(←間違いなくメリポピです)
そんなエミリー・ブラントが、相当がんばっています。
彼女が歌えることは知ってましたけども、まさかダンスまでこなせるとは。
華麗に舞っとったわい、クルクルクルクル〜!
ある家族と、その子どもたちに寄り添い、時には優しく、時には厳しく指導するという女性柄は、確かにエミリー・ブラントに合っている。
あの子、笑うと母性が出ますけども。
無表情になると氷のように冷たい印象になりますし!
頭がキーンとするくらいですよ、かき氷かピノでも食べた時みたいに!!
メリー・ポピンズのことを全く知らなかったのですが。
この人、お空を飛べるんですね。
あと、子どもたちには幻想を見せることができる・・・。
妖術ですよ!
ものすごい魔女!!
この人、美人で良かったわな。
美人だからチヤホヤされる。
ブサイクだったら「口裂け女」と扱いは変わらない!
子どもたちを、恐怖のどん底に突き落す存在になるところ!!
メリー・ポピンズが住み込む家庭には、旦那さまのマイケルがいるのですが。
マイケル役はベン・ウィショーなんですね。
ベン・ウィショーも一家の主役をするお年頃なんですね〜。
今回のベンは、わずかに老けていて、ちょっとウィリアム・H・メイシーぽくなったかな。
ベン・ウィショーが歌う姿を初めて見ましたけども。
ちゃんとビブラートを効かせておりました。
ときどきメリー・ポピンズと行動を共にする「ガス灯の火付け男ジャック」の存在がフシギ〜。
ジャックはメリー・ポピンズのことを抱きたいのかな、と思っていたのですが。
どうやらお目当てはマイケルの姉のよう。
どっちにしろ、大人の女性がお好み!
できれば、マイケルの姉とメリー・ポピンズで、「ガス灯の火付け男ジャック」を取り合って見せ場を作ってほしかったです。
歌う修羅場ですよ!
あとメリー・ポピンズの従姉役でメリル・ストリープが出たーっ。
メリルも、他作品で見るメリルとは全く違う。
今回のメリルは場末感!
ケバいメイクで踊ってハッスル!!
歌う途中では海老反りですよイナバウアー!!(←死語)
お腰を痛めていないか心配です。
作品は、全体的にものすごく濃厚。
そして、どこか辛口でした、
大人が借金を返済するお話ですし!
無くした株券を、タンスの引き出しをひっくり返して探すお話ですし、血眼で!!
ロブ・マーシャル監督らしく、体を張ったダンスと歌唱場面が素晴らしい〜。
意外だったのは、アニメと実写との合成場面。
ロブ・マーシャルも、こんなハイテクな演出が出来るんですね〜。
アニメが、いかにもCGっぽい立体的なものではなく、2Dアニメ風だったところが粋。
あえての古臭さ!
あえてのタンス臭さが良かったです。
メリー・ポピンズ リターンズ(オリジナル・サウンドトラック)(英語盤)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2019/01/30
- メディア: CD