「ポーラー 狙われた暗殺者」★★☆ [映画日記]
引退を決意した凄腕の殺し屋をマッツ・ミケルセンが演じてますよ。
あの「北欧の至宝」だか「北欧の秘宝」だか言われているお方ですよ!
近年のハリウッド映画界では、ベテラン俳優が殺し屋を演じてヒットさせ、シリーズ化して儲けるというスタイルが流行してますし。
スター様の殺し屋商法ですよ!
そんな路線のNetflixオリジナル映画なのですが。
昨年末から Netflixオリジナル映画の質が向上。
調子づいている!
今回の作品も期待していたものの、正直ハズレた〜。
福引の景品に例えたらティッシュだった〜!
ちり紙だった〜!!
原作はグラフィック・ノベルということで。
映画の作風もポップですよ、安ポップ!
編集もスタイリッシュですよ、安スタイリッシュ!!
前半の見どころは、マッツの胸毛だったと思います。
「アンタ、そんなに濃かったの?!」と思うくらいの毛量。
胸に芝生でも貼ってるかのよう!
そんな胸毛を出したまま、劇中では、お医者に検査をされるマッツ。
尻に手を入れられたわい!
ああ、前半の名場面は尻検査!!
後半の見どころは、マッツの全裸だったと思います。(←また裸かい)
劇中で、行きずりの女性を抱くマッツでしたけども。
なんと全裸のままアクション・シーンに突入〜。
全裸のまま雪山に飛び出したわい、犬みたいに!
しかし、肝心の局部は見えそうで見えないマッツでした。
その後は、おズボンは穿いているものの、吊るされて拷問をされまくるマッツ。
ああ、地下牢に響くマッツの悲鳴!
・・・というわけで。
マッツ・マニアには楽しめる場面が多かったです。
マッツ・マニア以外はお断りの映画だったのかもしれません。
殺し屋マッツが気にかける地味な女性役を、どこかで見たことがある、と思ったら。
エッ、アンタ、地味メイクを施したハジェ子かい!(←ヴァネッサ・ハジェンズ)
かつてはザック・エフロンに抱かれていたハジェ子も今年30歳。
乗っかったわい大台!
実は、今回の作品は、マッツの胸を借り、ハジェ子が本格的なシリアス演技に挑戦した勝負作だったのでした。
たしかに、物語の鍵を握る重要な役だったハジェ子。
こんな役、ハジェ子にはもったいないくらい!(←失礼)
まーね。
残念ながら、全体的にパッとしない出来でしたけども。
ハジェ子の演技は鬼気迫ってた!
ハジェ子が、女優として崖っぷちであることは伝わりました。