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「天才作家の妻 -40年目の真実-」★★★☆ [映画日記]

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*ネタバレはありません。


説明調の邦題が付いてますけども。


タイトルがネタバレっぽいですけども!


冒頭から、メイン・キャラクターである老夫婦のベットシーン。


おっぱじめましたわい、早速!


へ〜。


60過ぎても、旦那は嫁を抱くんですね!


夫は、文学界の大物、妻は彼を陰で支えている存在のようですけども。


鑑賞中は、軽薄な態度で浮気もしまくっているという夫にイライラしっぱなし。


夫が女性をナンパするときの手は「愛のメッセージを書いたクルミの実を女性にプレゼントする」というもの。


気取った感じが小憎らしい〜。


クルミというアイテムが、いかにも「爺さんのロマン」っぽいですな〜。


浮気、作家活動、家族関係・・・あらゆる夫の側面に嫌気がさしている妻を描いた、おんな映画ですけども。


メインのテーマは、男社会に踏みにじられた女性の才能、という「風刺」だったと思います。


女性が食い物にされんの!


イマドキのテーマだと思いますが、その対象が若い女性ではなく、推定年齢60代の女性である、というのが特徴。


このテーマ、「ババアもの」では珍しい!


サブテーマとして、夫婦の愛憎が描かれていたと思います。


夫婦がゲンカする場面もありますが。

夫の「そんなにワシが気に入らないのなら、なぜワシと結婚したんじゃ?なあ、婆さんや?という問いに、何も言えなくなる妻・・・。


確かにムカつくことはあれど、互いに足りない部分を補い合い、生きる場所を築いてきた夫妻。

彼らの「ずるさ」を描きつつも、それは悪なのかと言えば、そんな感じもしない。


男女関係の微妙なバランス、愛の奥深さを感じるお話に仕上がっておりました。


夫がノーベル文学賞を受賞して、式典に呼ばれるという場面もありますけども。


ノーベル文学賞を受賞すると、ものすっごく手厚く接待されるんですね。


高級ホテルに泊まれるんですよ、タダで。


定食も無料!(←社員食堂かい)


スウェーデン国王から賞をもらうステージでは、おじぎは3回する等、ノーベル賞にまつわる小ネタも充実。


たまらないと思います、ノーベル賞マニアには!


夫役は、ジョナサン・プライスが、妻役はグレン・クローズが演じてますけども。

プロ中のプロ2人の演技合戦が白熱。

見応えバッチリで「2人とも上手いな〜」と思いました。


グレン・クローズは、今回の演技で、ついにアカデミー賞に王手。


「腹の底に何か抱えている」と感じさせる表情が最高〜。


「ワケあり顔」の女王ですよ!


今回のノミネートで、ジュディ・デンチ、メリル・ストリープに続いて、稼げるババア分野に参入できるかも。


第3のババアですよ!


夫妻の息子役を演じているのはマックス・アイアンズ。

なんと彼は、ジェレミー・アイアンズの息子さんなんですね!


若かりし頃の妻役を演じているのはアニー・スターク。

「どこかフンイキがグレン・クローズっぽくてハマってる」と思っていたのですが。


彼女は、なんとグレン・クローズ本人の娘さんなんですね!


実は、良い血統の子が集まっているのでした。(←犬かい)



The Wife

The Wife

  • 作者: Meg Wolitzer
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: ペーパーバック

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